昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

続プレトリア市(アフリカ02)

2009-10-31 | 海外旅行
街中の通りは広々としていて、幹線道路を除けば、車は3分に1台程度の通行である。


人口が300余万人の市街地に、70000本のジャカランダを植えたと言う。もともとは南米から、成長の速さと、花の美しさで移植されたらしい。






この街の信号機が楽しい。丸くて背が低くて、目線の先にランプが見える。高いところから睨んでいない。交通量の多いところではアーチ型で、中央にぶら下がっている。まるで、おとぎ話の街のようです。






この密生して咲く花は、よく見れば形はノウゼンカズラの仲間ですね。




望遠で拡大しました。写りがよくないですね。





ハトも紫色に染まってくつろいである。









現地の人は当たり前の風景に見えるが、観光客には宝物のように見えるジャカランダ。
左端のビルは売りビルで、最近はローンが払えなくて、売りに出る建物が多いと言う。




左:カスタネットの果と、この釣鐘状の花が繋がりません。
右:ゴクラクチョウカでしょうか。あちこちで見かけましたね。


プレトリア市(アフリカ01)

2009-10-30 | 海外旅行
 どうしてもジャカランダの花が町中を染め上げる風景を見たくて、遂にやって来ました南アフリカ、プレトリア市です。

 信州の更埴市に、一瞬に満開になって、町中がピンクに染まる季節があるが、それと同じように、プレトリアの大都市で一斉に市街を彩る藤色が見たいと思ったものでした。


博物館の前にバスを駐車して、少し散策します。シロナガスクジラの骨格と思うが、レプリカが展示されている。




その交差点に繋がる道路沿いにあった満開のジャカランダである。こちらには恐竜トリケラトプスに見える骨格がある。






近づいて見ると、枝ぶりはかなり気侭なようだが、大木の風格はある。






街路樹になったジャカランダのトンネルが出来ています。





果物は豊富です。青・赤のリンゴ、バナナ、オレンジ、バナナ、右端は飴玉です。






 ジャカランダは約1ヶ月に亘って、あちこちの木が花をつけます。つまり花のシーズンは1ヶ月と言うことです。

すでに大きなカスタネットのような果が出来ている。開花が早かった木のようだ。






落花を見ると、ノウゼンカズラの仲間である。ブラジル原産の木が、各地に広がっている。オーストラリア原産のユーカリの木のように…。


白崎岬(その2)

2009-10-20 | 自然界
長径600mと言われる石灰岩の塊の一部が岬となって露出し、採掘されて、クレーターが出来ている。

 現在は、その中にはアクアラングなど、海のスポーツの設備があり、若者たちのスイム姿が見られます。


クレータの周縁部まで登ることが出来る。






観光地としても売り出している。安全面の設備も行き届いた公園である。





クレーターの中には駐車場もあり、今は閉鎖しているが、化石や海産物の標本などの展示館もある。





白い岩の隙間から、紀伊水道を、大小さまざまな船舶が航行しているのが見える。ます。




風化した岩石なのか、採石した後なのか。穴が開いている。






波打ち際はさすがに、浸食されて凹んでいる。遠くの緑の山の海岸線の岩場では、青海苔などの採集をする。


 いつもお訪ねいただき有難うございます。明日から暫く休みます。健康です。

白崎岬(その1)

2009-10-19 | 自然界
和歌山市の南、御坊の北、由良町には紀伊水道に突き出る白崎岬がある。

赤い丸印が、白崎岬である。





ミカンと緑の国、木の国の緑の海岸に、突如として真っ白な島影が見えた。石灰岩の白さが浮き上がってくる。




青森県の仏が浦とか各地にありますね。


  ここの岬では、島に見えている石灰石の塊は長径が600mあると言う。そんな塊がここの地層の中に点在していると言う。何故?

 土色をした地層は中生代のもので、1.5億年前のもので、その上にジュラ紀の石灰岩の地層(2.5億年前)が乗っていると言います。

 つまり、1億年も古い地層が、上に乗っていることになります。古い地層から順に積み重なるのが、普通です。

 では何故、地層が逆転したのか?

 太平洋プレートが、日本列島のプレートにもぐりこんでいる話はよく聞きますね。その摩擦面に震源地があることは聞かれたことがあると思います。

 この時に、数千mの海底にあった太平洋のプレートの表面に出来た石灰岩層を、日本列島のプレートが、表面を削って、石灰岩層の一部を地表面に押し出してきたといいます。 
 



この山肌の斜面に、数億年のドラマがあるとは、壮大な地球の営みです。 





石灰岩の岩山は、石灰岩の鉱山として掘り起こされて、中央部はクレーターのように凹んでいます。戦時中にはここに砲台を置いていたそうです。





紀伊水道に面した海岸線の波打ち際です。遠くの陸地は有田町のものです。







ヌートリア(from Album)

2009-10-18 | 話題
家の近くに昆陽(こや)池がある。行基菩薩の作ったと伝わる池である。


 鳥たちの憩いの池でもあるが、ここにヌートリアが住みついていた。一頭と思っていたところ、1年後にはかなり頻繁に見るようになったと思った。それが必ず見ることが出来るほど、数が増えました。

 南米原産で、年に2-3回5-6頭の子を産み、半年で一人前で、まさにネズミ算である。 水草などを主食とし、河川の破壊になって行きます。

 一時は世界各国の軍隊で飼育され、毛皮を生産した。戦後解放され、流域の河川で見かけていました。
 巣は堤防の破壊に繋がるなど、イギリスでは駆除が完了したと言います。


草食動物でトンネルを掘って住処とします。






長い尻尾は長くて丈夫そうである。





水掻きがみえる。






パンを貰って1列に並んで食っている。 一個小隊元気そうです。長い尻尾の先が齧られたか、なくなっていますね。





手に食パンを持って旨そうに食べる、耳に識別標識の青いリボンが着いている。

どうも最近駆除されたとか、まだ居たとか…。

富良野の朝(北海道18end)

2009-10-17 | 国内旅行
旅の最後の朝は雲が多く、お天気は下り坂のようだった。


十勝岳連峰から、光る雲が出てくる。





少し明るくなると、富良野の街が浮かび上がってくる。







田に箱状の物を見つけた。草の飼料かな。ちょっと不思議なメルヘンです。







 札幌方面には、峠を越えて岩見沢に向います。空知川の名が出てきた。

 支笏湖畔にかかっている山線鉄橋は、ここ空知川橋梁を移設したものであった。この川をルーツとする橋梁の一つであった。

この地にあって、「北海道官設上川線」として使用されていたものであった。





岩見沢のS.Aで、気持ちのよい紅葉を見つけた。アメリカアカナラと言う。舌を噛みそうなネーミング。北大の植物園から広まった外来種である。

富良野(北海道17)

2009-10-16 | 国内旅行
定番の旭川の動物園を過ぎた頃、日没の早い北の国は、からっとした晴天は、霞とともに日が翳り始める。

美瑛・富良野に向う途中、大雪連峰の全景が見え始めた。懐かしさが一入。





最近のバスの窓ガラスは青い色がついています。特に日差しが弱くなると、困ったことです。






美瑛で見つけたファーマー風景ですね。








十勝岳連峰が見え始めた。活火山である十勝岳は白煙を吹き上げます。市街は富良野の町です。






美瑛の展望台。夕景に浮かび上がります。






十勝岳です。此処にもロープウエイなどあるのかなあ。





左:月に輝く十勝岳。
右:気候のいいときの美瑛の、ケンとメリーの木です。足元にはルピナスです。
 


旭山動物園下(北海道16)

2009-10-15 | 国内旅行

サルが人の真似をするのか、人の先祖がサルの頃を思い出しているのでしょうか

 部分的に異なっても、ほとんど人に近い。類人猿とか言うのはヒトの驕りかも…。

後ろに写る子どもは、チンパンジーの背後霊か。頭ひねって知恵を出すところかな。



 今日TVで、助け合いをするチンパンジーが出ていましたが、人の知らない感情があり、思考があるかも知れない。

左:子どもに乳を与える母のサル。その横で哲学者風に考え込んでいる。
左:子どもはお父さんの肩車に乗ろうと…。







左:木枯らし紋次郎になったキリン。
右:角は漢方薬になると言うサイ。誰か削った?







秋ですね。キノコがにょっきり、地表を裂いて出てきました。




並んでいます。






カンバの木の根元には、赤いキノコが輪になって…。





アザラシの食事タイムです。






船べりから這い上がるアザラシ、身体が重いのでしょう、此処より上は上がれない。

こっちにも餌を投げて呉れー。遂に彼は前足で胡坐をかいてしまいました。





アザラシの後肢の指には、立派な爪がある。親指がめっぽう大きいです。




サクラモミジは丁度いい色に染まっている。




旭山動物園中(猿たちと…)15

2009-10-14 | 国内旅行

 魚たち水辺の生物もいた。

ハリセンボンとクマノミとサンゴの色が冴えている。ハリセンボンの眼はサファイアだ。





 キャーッと言う方があるかも…。冷静に観察しましょう。
爬虫類ですね。亀の名はヘビガメです。この長い首を甲羅の中に仕舞い込むのは大変ですね。








ワニの子育て。親は卵を割り、口の中で育て、1年間は面倒を見るそうです。











テナガザル。ヒトに近いですね。眼の輝きからは知性のひらめきが見えるようです。






長い手と脚で、縦横に飛び回ります。








オナガザルの運動広場。何頭見えるでしょうか。







こんな場所に坐っていられるのは、尻尾の強さです。腕より太い尻尾が見えるでしょう。






右前足は口に当てています。尻尾の先の内側には、巻き付け易いように襞がみえている。






左:高く巻き上げた尻尾です。見ていると、他がいる場所へと移動する傾向がある。
右:テナガザルの足元にいたカピパラが、幸せそうに日向ぼっこです。



旭山動物園上(北海道14)

2009-10-13 | 国内旅行

 前回は-4℃だった。主役はトラであり、白熊だった。今回は20℃だった。山の下の正門前の駐車場からの入場である。

動物園だから鳥がいても不思議じゃないですね。白いのはまだ子どもかな。





イチイの赤い実が綺麗ですね。





左:大空?を舞うペンギン君。
右:ペンギンの雛が見えるでしょうか。










仲良しペンギン、連れ立って、ピクニック。







雪が降ろうが、秋が来ようが、元気に徘徊している。





日陰で休むオオカミは、目だけが動いている。












優雅な長い真っ白なあごひげは風格がある。初見です。