エゾニュー 2009-06-30 | 国内旅行 北海道には梅雨がない…とか言います。今、この花が盛りのようです。 人の腕ほどの太さがある茎のてっぺんにあった握り拳ほどの蕾が、草原の中から、によっきり立ち上がります。巨大な花は存在感があります。6-7月が見頃と言うウトウの子育ての姿に、生存競争を見ました。巣穴です。
ケニヤセレクション06(fromAlbum) 2009-06-29 | 海外旅行 広大なサバンナの道なき道をサファリーカーが走り回る。 お互いに連絡を取りあっていると、チーターがいるという連絡があった。広い草原のどこにいたかと思うほど、車が集まってくる。 チーターは前を歩くヌーの群れを注視して動かない。 左:草原の中に埋もれて、じっと隙をうかがっている。 やがて、回り込んで走り出すと、ヌーはどどっと走る。チーターが止まると、ヌーは100mくらい離れて立ち止まる。なかなか狩りは難しいようです。 右:1週間ほど前に、餌食となったヌーの生存競争です。 チーターの模様は見事カモフラージュになっている。 2頭のチーターが、いろいろと朝飯の物色している。 少し行くとハイエナの集団に出会った。10頭前後が三々五々歩いている。運転手兼ガイドが、背中に血が付いているという。視力が5.0ほどあるというニグロの眼力は凄い。ハイエナが朝飯を食べて直ぐだと言いたかったらしい。 それにしても、頭を下げて尻尾を巻いて、とぼとぼ、とことこ歩く姿からは肉食動物の激しさは感じられません。
ケニヤセレクション05(fromAlbum) 2009-06-28 | 海外旅行 見渡す限りマサイマラ自然保護区である。 ニッサンのネームの入ったサファリーカーの前を横切って行くトムソンガゼル。道の左側はヌーの群れ。 この広いマサイマラは、ヌー、ゾウなど草食動物が平和に暮らす高原である。南緯1度でも、今の季節は冬(乾季)で、草原は枯れ草が一面である。 トッピーのファミリーです。左端にヌーの頭がぬーっと出ている。 ヌーとホロホロチョウ。 このシマウマは子どもかも。尻尾の先が太いですね。足の先まで縞々です。 グランドガゼルの♂、角が立派だ。
ケニヤセレクション04(fromAlbum) 2009-06-27 | 海外旅行 ライオンです。 タテガミは風格を作りますね。 ライオンのメスです。こうなると、やっぱりライオンはネコですね。 雌雄で寛いでいる。その時、もう一頭の雌が近づいてきた。一瞬飛び交う視線が光る。 気球による、早朝サファリがある。ときどき落ちたりする。
ケニヤセレクション03(fromAlbum) 2009-06-26 | 海外旅行 今年の1月22日にアップした「ケニヤセレクション02」から、久しぶりに戻ってきました。また途中に割り込みがあると思いますが、それまで少しアップしてみます。 デジカメのない10年前の写真で、かなりピントがボーっとしています。 大阪府の面積ほどあるマサイマラ自然保護区(公園ではありません)が広がります。サバンナが見たいという気持ちは充分に満たされた時間でした。 ハゲコウの♂♀が樹上に憩う風景は、気に入っている一つです。遠くに点々といるのはヌーの群れです。 枯れ枝にはカラスが止まるのが日本画ですが、ここはハゲコウです。頭のはげたコウノトリというところから来た名前かも…。 背の高い草原にいたシマウマとヌー。この枯れ草は草食動物の食料にも、ヒョウやチーターの隠れ蓑になる。 トッピーという名の、牛の仲間の草食類。遠くに異性の仲間がいる。角が立派だ。 ワゴン車の天井が抜けたサファリーカーで移動する。 ケニヤの国道一号線でもあまり見かけないマサイと出逢う。真っ赤なマントは、誇りあるマサイのシンボルの服である。夜営のときはこれに包まって寝るという。 村が近くにあるのか、人通りが出来始めた。 大勢が集まっている。週に一回立つ市場だそうで、祭日のように賑わいがある。この広い平原のどこにこれだけの人がいるのかと思うほど、集まっている。 白い大きな袋は何が入っているのだろうか。案外軽いようだから、食料とかでなくて、もしかして木炭かもしれない。サバンナでは薪は貴重品である。 丁度、川が隔てて境となっている場所に、宿泊キャンプがある。川にはカバが居た。 この建物はオーバーテントになるレンガ造りの建物である。同じ棟で隣の部屋はレンガで囲まれた浴室とトイレになっている。 暖かい毛布とともに、ベッドが快適なキャンプ生活を楽しませてくれた。
仁和寺御所 2009-06-25 | 歴史・文化遺産 宇多天皇が退位後、仁和寺を御所として以来、明治維新まで30代は皇子・皇孫が継ぎ、門跡としても、全国の門跡寺院の筆頭といわれています。 居住区であった建物は御所といわれる。その玄関正門の欄間にある蟇股(かえるまた)はさすがに繊細で豪華である。 玄関の間にあった孔雀明王の掛け軸はなかなかの物である。 普通は一面四臀(ひ)であるが、これは三面六臀です。この写真であと二つの顔が耳の後ろにあるのですが、このピンボケの写真では、ちょっと判り難いですねえ。 明王は普通は憤怒の顔をするのですが、これはやさしいですね。 宸殿の襖絵です。鴨らしき鳥の遊ぶ野外で、何かしています。絵が非常に繊細です。明治時代に、火災に遭い、再建されたものであるが、優雅な風景です。 ここ洛北の仁和寺に、新しい皇子が門跡としてやってきた時の行列ですね。 最も奥の玉座に当たる部屋には、宇多天皇の出家姿が軸になって架けてある。 横の床の間に続いて、隠れ部屋のような扉がある。上部の壁のツバメが楽しいが、下の扉の孔雀が圧巻である。孔雀は毒蛇を食べるので、悪を退治する。 黒書院は、表で遭わないで、個人として客に出会うときなどに使う部屋である。書院の最も奥にある。部屋の装飾の基本は黒であることが多い。 襖絵の墨絵は、豪快な枯淡の味のする絵ですね。堂本印象による。 御室流いけばなである。花器には仁清(にんせい)の釜の焼物が使われているようです。金を加えた色素の壷は珍しい。仁和寺の門前に釜があって、御室焼とも言います。
仁和寺庭園 2009-06-24 | 歴史・文化遺産 仁和寺は、宇多天皇が退位後、ここで出家し、寺内に御室(おむろ)を営み、僧房としての御所となった。門跡寺となった最初の寺です。 寺の御室桜と伽藍は「御室の桜」の拝観の為に有料になっています。今回は花の最盛期が早く終わっているけれでも、まだ有料拝観を続けていた。バスの団体さんは境内に入っています。 寺の伽藍は諦めて、現在では「御所」といわれる天皇の宿所を訪ねた。 御所の門から玄関に向かう道は、すでに良いバランスを示す庭園である。背の高いソメイヨシノは花が終わっているが、横の八重桜は満開のようである。 重要文化財になっている2棟をはじめ、明治20年(1888)には火事のため、庭などは当代の庭師による設計であるが、よく江戸時代の流れを残している。 宸殿から見る北庭である。正面池に面する萱葺きの建物が重文の茶室「飛濤亭」である。その向こうに寺の境内の五重塔の先端が見える。 人影が見える建物が宸殿で、出家した宇多天皇の居室のあったところです。 ↑の庭を、対岸の方角から見たものです。鶴島と亀島があるのですが…。 左:御所の北西にある、もう一つの重文の茶室「遼廓亭」は茂みの向こうでよく判らない。 右:渡り廊下が鉤になって続く。嵐山の門跡寺「大覚寺」に似ている。 黒書院の北にある中庭2景。
五智山蓮華寺 2009-06-23 | 歴史・文化遺産 春、4月、仁和寺の御室の桜も終わりに近づいた頃、当「昆布blog」は東南アジアの特集をしていました。 仁和寺の桜は末期を迎えていました。東隣りの五智山蓮華寺に立ち寄りました。 そこの境内では、御衣黄桜?が満開でした。 こちらは寒緋桜?。バックのソメイヨシノが少し色が残っている。 御衣黄の葉隠れに、仏様の石像がちらちら。 近づくと、これらは密教の根源仏、大日如来を中心に、真言密教の5つの悟りを表現する如来様が五体並んでおられます。 この古刹には、もともとが五智五仏が安置されていた。それが数回の災難に出逢ったそうです。最後は現在の場所になり五体が整然と並べられたという。 悟りを開いた如来様の端正な姿である。 左:安置した時の由来が刻まれた石があったが、本文は小さくて読めない。 右:石像の背後にまわると、どこかイースター島のモアイのような気がする。 左:蓮華寺では、きゅうり封じが例年行われる。弘法大師が創めたと言い、きゅうりで患部を摩り、名前を中に入れて、土に埋めて置くと病が土の中に封じ込められて治癒するという。 右:五智五仏の後ろの列には、地蔵菩薩や先達の石像が並んでいる。 西隣りの仁和寺の境内に戻り、霊宝館の前に来ると、何と!新緑に映える真っ赤な カエデ。新しい葉が赤い。この後に緑に変わるのか、赤いままで秋を迎えるのか。 霊宝館の入口には、端正な大日如来の坐像があった。万物の根源になる大日如来は手の中には宇宙万物が入っている。 ところで、↑の坐像の名を訂正します。この像は大日如来そのものでなく、大日如来の悟りを理解するために、智慧から入っていく金剛界の菩薩の像でした。名を「金剛華菩薩」と判りました。勘違いでごめんなさい。
ハナショウブ園(3/3) 2009-06-22 | 自然界 田のような湿地の中に、畑の畝らしきものがあり、品種ごとに並んでいます。 これの品種名は「小町娘」でした。 花畑の中の畦道に、数本外来種のユリが咲いていました。 写真の上が切れてしまいましたが、里山の裾までハナショウブの畑でした。 交通に不便と言うこともあり、日が西に傾きかけると、人影は少なくなった。夜の8時からのホタル祭りまで粘る客は数人だった。 周囲の林の中にササユリが咲いていた。植栽したものと言うが、自然の中に溶け込んで、それらしく見える。 この花は、咲いて間もない。透き通っているような。 ウメモドキの名札がついていました。花は初めて出会いました。秋の実は落葉後も残り、生け花などに使われる。 雨の雫が見えると似合うような。アジサイにカタツムリ。
ハナショウブ2/3 2009-06-21 | 自然界 この色はなんといえばいいのでしょうか。赤みを帯びた紫色かな、そうであれば古代紫というのだが…。 帯状にいろいろな色が波のように並んでいます。 黄菖蒲などと人の言う。 斜めに光を浴びて光っています。 何となく洒落た色合いですね。ツートンカラーで、優雅さが出ているような…。 やがて次の花のシーズンはアジサイですね。 色が浅く、空色のアジサイ。 トノサマガエル2景。 緑と褐色で色が違いますが、個体差でトノサマガエルです。 ところで、カエルの♂♀はどこで見分けるのでしょうか。前足の第一指が太いんです。抱摂のとき、メスの腹を抱えるときの滑り止めです。鳴くのは♂だけ。