昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

糺の森(下賀茂神社)上

2011-11-30 | 歴史・文化遺産
 京都下鴨神社(賀茂御祖神社)は記紀では二千数百年前の創祀という。わが国で最も古い神社とされている。

神社の境内は森に包まれる。糺(ただす)の森である。




都市の中にあって、鬱蒼と茂る樹木が、緑の天井になる。





以前に傘を借りていて、返却するために訪れたのでした。





由緒記の表示がある。本当の社名はカモミオヤ神社である。

 誰のミ親(オヤ)かと言うと上賀茂神社の祭神、カモワケイカズチの神(=上賀茂神社の祭神)の母親(=玉依媛:ワダツミノ神の娘)です。






参道の道端に咲くハギの花。






境内の中に入ると、御手洗川の源流からの水は、祭事のときの禊の場所である。





御手洗川にかかる赤い反り橋は御手洗川を横切ります。赤い鳥居は神が渡ると言われています。




みたらし団子の起源だという。





公孫樹が盛りである。市内の街路樹はまだ緑のものが多いというのに…。銀杏も見える。




糺の森を流れる水は「瀬見の小川」となってこんこんと流れる。






あかい「あけ橋」が架かっている。





瀬見の小川は増水することもなく、同じ流れが古代から続く。






橋が見えてきた。川端に茂るクスノキは、その根の大きさから考えても、瀬見の小川の長い歴史を想起させる。



もみじend(滋賀県永源寺)

2011-11-29 | 旅の風物
本堂(法堂)の裏の庭の奥に聖観音像が浮かび上がります。頭上には赤い瑞雲が広がります。




ライトアップされた庭が階段状になっている。それはまるで、須弥山です。小さな岩は、鎮座する諸仏であり、天上界が再現されているようでもある。





世にも美しいモミジの木が、自ら光る宝石のように輝きます。





2色の紅葉は、ツートンカラーで迫ってくる。




三門にまで戻ってきた。ライトに浮かび上がる白く輝く大伽藍。





不思議な岩石の露頭が出ている。それを利用して石仏が掘り込まれている。ここにも須弥山が再現されている感じである。何体見えますか






永源寺と言えば、湯豆腐がよく知られている。味などよく判らないけれども、南禅寺のそれと比べてみるが、どちらがどうとか言えませんね。





永源寺のポスターがあった。本当の自分を見つめ直したいですね。


もみじ4(滋賀県永源寺)

2011-11-28 | 旅の風物
 賑やかな境内の道を人波が動きます。





本堂の前庭、明日は寺を挙げての葬祭があるので、庭の中を横切る橋が架かっている。





それぞれの伽藍を繋ぐ渡り廊下も赤い色が隅々まで満ちている。
こんにゃくの さしみも 少し 梅の花   芭蕉





こちらは真っ赤な紅葉です。





境内に灯がはいった。





境内の最も高所にある、突き当りのエリア。





日も暮れてきたので、元の境内に戻るとライトアップがほぼ完成していた




奥に茶筅塚がある付近は特に日暮れが早いようです。


もみじ3(滋賀県永源寺)

2011-11-27 | 旅の風物
 紅葉の参道を進み、総門を通り過ぎ、、山門までの写真を集めました。
 なかなか本堂に進めていませんね。これらの画像の顔をどう立ててやるか悩むところです。捨てがたきを捨てて写真を選ぶのに悩んでいます。








総門から奥を覗くとさらに紅葉だの黄葉だのが、あふれている。





この色合いは、自然の美なんでしょうか。人間の感性が綺麗と思っているだけで、植物は頓着ないのかも。





参道の横は愛知川が流れる崖っぷちである。





山門が見え始めた。







前も後も、錦で包まれて、ちらちらと垣間見る。






三門の扉の向こうに別の世界があるようだ。そこは浄土かも。





通り抜けて振り返る。巧みに組み合わさった組み物の材質をバックに紅葉が舞う。まるで蝶のようです。





もみじ2(滋賀県永源寺)

2011-11-26 | 旅の風物
 参道に沿ってある最後のそば屋の幟が何とも素朴である。





それほど長くない石段を、周囲のモミジを楽しみながら登ります。





そして振り返ります。石橋を越えてきた道が赤く染まる。





斜面には、かつてここにあったであろう僧坊の石垣が赤く染まる。





石段の最後の方では、もみじ見物で疲れを忘れる坂道です。





やがて石段がなくなり、頭上の紅葉は色とりどりである。





赤も黄色も緑も濃い緑も、色がバライティーに富んでいて、これは美しい。天然の絵画でしょうね。





上空一面に広がるカエデの天井。





この一枝は、それだけで宇宙を表わすような気がする。




臨済宗永源寺の門札も見える総門です。





永源寺の由緒です。


もみじ1(滋賀県永源寺)

2011-11-25 | 旅の風物
 湖東の古刹「永源寺」を訪ねた。鈴鹿山系に寄り添って建つ禅寺は、すみずみまで修行僧による手入れが行き届いている。
赤い橋を渡って右に折れる。山はすでに錦の絨毯状である。





赤い橋を渡った所で、すでにモミジが真っ赤になっていた。今年初めての、それらしい秋の紅葉だった。





橋が右、奥が参道である。土産物の屋台が並んでいる。





屋外でテーブルで休憩している人たちは、今年の紅葉を満喫しているようである。




参道の上の石垣にある「永源寺」の標識は、モミジに埋もれてしまっている。





ちょっと屋台の店を覗きます。日野菜・赤蕪はここの名物の野菜です。

コンニャクも土地の産物として知られている。




なんと、マッタケが出ている。今年ほどマッタケに出会わなかった年はない。それがどうだ、現在、スーパーなどでも見られるマッタケはトルコ産である。これもそうだが香りなど少し弱いが遜色ない。





屋台の出店を過ぎてすぐ、傍を流れる愛知(えち)川に身を乗り出すようにして、多彩な色で赤く染まっている。





谷川を石橋で渡ると、ここからいよいよ石段が続く。




川の対岸にも、モミジが点々と赤い。


バナナ・ワニ園end

2011-11-24 | 国内旅行
 二つ目の施設にシャトルバスで、やってきた。ここもワニが多くいた。それぞれの区画がさらに目線に近い工夫がされていた。
 



仲が良い子供のワニが寄り添っている。




ワニ園の周囲の草地には、花が満開。





マナティーがいた。水槽越しに視線が合ってしまった。小さな眼だがこちらを向いている。まぼろしの手が頭を押さえつけているようです??。




温室の外で成長しているジャカランダ。




オニバスの花が咲いた。




熱帯性の睡蓮が、咲いている。




色が鮮やかである。



ランの仲間は、多くのマニアを作ってきました。




伊豆半島を出て帰宅する時、昔の記憶をたどって沼津港を覗いてみました。



立派なイベントにでもなりそうな、鮮魚の店が並びます。以前に来た時は、3-40分並んで店の中の喧騒の中でうまいうまい、刺身をどっさり味わいました。沼津の御用邸あとから数㎞北だったか…。


バナナ・ワニ園3

2011-11-23 | 国内旅行
  高台にあるのがワニ園の分館で、海岸に近い低い方に本館がある。急な坂で、3台のシャトルバスが、連絡している。
初めに分館から入場したのだが、係に聞くと分館の方が見応えがあるという。熱帯植物も多数ある分館であった。

ゾウガメが7-8頭いた。インド洋にあるセーシェルのゾウガメである。
左:セーシェルのアブダブラゾウガメ。
右:ガラパゴスのゾウガメ。
どちらも人間の子供が甲羅に乗って遊んだというほど大きな個体である。


ゾウガメについてアップしています。ご覧ください。2006.3/2、2010.1/19、2010.1/22




両者の違いを意識しないで撮った写真で、比較は判りにくいですね。




高台にある分館から駐車場の見える本館を見ていますが、熱川温泉の泉源が温室の動力ですね。




シャトルバスの乗り場のある売店は、レッサーパンダとワニの玩具がいっぱいある。



作り物でも、こんなに並ぶとまた、面白いですね。


よくできた模型です。




下の本館の水槽にいたワニです。これはまだ子供ですね。




こちらはまだ若者でしょう。仲良しですね。





ワニの勉強です。
爬虫類はどうも…、という感じですが、子供達が喜ぶ恐竜が並んでいます。鳥は足の鱗で納得できるが、哺乳類まで入っていますね。





ワニは世界中でこんなに種類があるとは思いませんでしたね。




ワニの体の構造です。何といっても口の先から頭までこんなに長い顔だから、どうなっているんだろう?とか。
 




ガビアルは、獲物を撮るのが難しいでしょうね。あの長くて細い口に、人間が獲物を入れないと絶滅の危機に瀕する。
瞬膜は、人間でも眼がしらに、小さく残っていますね。ワニの耳はここだったか。
 




出てきましたマチカネワニ。大阪平野の北部、豊中市の丘陵地帯の待兼山で化石が発見されたワニです。日本列島の気候の変動が判るそうです。




バナナ・ワニ園2

2011-11-22 | 国内旅行
 バナナ・ワニ園だからバナナの温室がある。




バナナの世話をしている。この大きな背丈のある個体は、バナナが実ると枯れてしまう。枯れたのを置いておくと、根腐れを起こすので伐採する。すぐ横のひこ生えが来年に実る。
 



バナナの房が出来かかっている。果実のそれぞれの先端にくっついているのは、花弁の枯れたものです。また房の先端の筆状のものは苞が重なっており、その隙間に花を付ける。この個体はもう花はつかない。




バナナの実が出来上がるまでの様子です。






グアバは熱帯アメリカ原産で世界各地に広がる。果実はフルーツとして、ジュースとして美味。






この実は輪切りにすると断面が星形になる。スターフルーツと言う名で市販されている。





左:小さな赤い花が咲く。樹木の幹に直接実が付くのが面白い。
右:コーヒーの豆が出来ている。
 




カカオの果実。ジャングルを切り開いて、広大なカカオ畑を作り輸出したとか。






クロトキ:トキ色はピンクだろうが、これは黒い。一本足になって寝ているのか眼がない。一羽だけ目が開いているが判るでしょうか。右から3番目。





チリフラミンゴは桃色である。これは左のが眼を開けています。





頭がなくてすみません。朱色と言うか赤と言うか、見事な羽根ですね。
 


バナナ・ワニ園

2011-11-21 | 国内旅行
 伊豆半島は黒潮がぶつかることもあって、温暖な気候ですね。いろいろと楽しい見どころが多いです。
 熱川のワニ園もその一つです。




 ネパールのチトワン国立公園のジャングルに行ったとき、そこにワニの飼育場があり、そこを援助している世界各地の動物園の名があり、そこにアタガワの名があった。上から4番目です。

以前から熱川には一度行こうと思っていた場所でした。




ワニ放流池方面にはレッサーパンダもいるようだ。




ワニだ!何回見ても好きになれそうにない。見るからに頑丈そうな姿である。動かない。徹底した省エネの動物ですね。同じ檻で♂♀かも知れない。






こちらには右端に子供のワニもいる。






大きな個体です。」





泳いでいても、徹底した省エネで進む。右前脚がちぎれている。そこを魚が突っついている。





これは大きな口を開けたままで動かない。





ワニの檻を見渡しています。






レッサーパンダがササを食べる。




こちらは半分寝ています。眼を開けたままで熟睡かも…。





尻尾の毛並みが大きい。




ちょっと、食事を休憩です。他に樹上の枝の中とかで、すぐには見つけにくい位置にいる。10頭以上は居ただろう。