昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

琵琶湖烏丸半島

2010-08-31 | 国内旅行
  気温が摂氏36度のなか、琵琶湖博物館に出かけました。淡水魚の水族館とでもいえるでしょうが、世界中の淡水魚たちも居る。琵琶湖の史料も盛り沢山あり、子供づれがわーわーきゃーきゃー。
 入館の前に、もしかして、と思って残暑厳しい湖畔に佇むと、蓮が咲いていました。彼方に琵琶湖大橋も見えますが…。

電話のカメラでの撮影です。なんだって?琵琶湖大橋が見えないって?拡大しましょう。



大きくしましたがどうでしょうか。琵琶湖就航の歌など、暑くても口元に浮んできますね。




宮古島5

2010-08-30 | 国内旅行
 この海岸線の景観は、崩壊する岩石が、海中に林立していて面白い。展望台がある。




珊瑚礁も、年月が経ち土壌が生まれ、そこに大地を造ります。草原になります。


大きな株のテッポウユリだろうか、逞しい南国のユリの花の群落です。横ではハマヒルガオがいい色をしています。
 






島の南東部の沖合い数キロにある来間島に渡る来間大橋です。青い海の手前に海岸線の白はなんだろうか。浅瀬で、何か養殖しているようです。



正面に宮古島の与那覇前浜が続いています。昨夜泊まったホテルが見えます。




さらば宮古島。


宮古島4

2010-08-29 | 国内旅行
 八重干瀬を見た興奮醒めない当日の夕陽です。隣りの伊良部島に沈んでいきます。



ツアーの名前が「幻の島八重干瀬」でした。飛行機の出発するまでこのバスで島巡りです。




里に近づくと、道端に「人頭税石」(にんとうぜいせき)がありました。1mくらいか。子どもがこの石の高さになると、住民税が取られました。




村はずれに、大きな建物の墳墓がありました。15-6世紀頃の宮古島の首長で、豊見親(とよみちか?)の墳墓で、現在国指定の有形文化財になっています。



城郭ですね。




なかなか立派な館です。その歴史的な由縁で特に優れものなのでしょう。最近は他にも見られますが、先祖を敬い、故人を偲ぶ心の拠り所として、墓はどこも立派です。昨今肉親をミイラにする人が居ますがとんでもない事ですね。



宮古島の東平安名崎という岬は、細長い大地の先端まで、かなりの距離がある。




岬の先端に灯台がある。標識の名前も旅情をそそられますね。


八重干潮(宮古島3)

2010-08-28 | 国内旅行
4月の沖縄諸島の気候は、いい気分になります。これが2時間もしないうちに、海中に没すると言うスリルもないではない。
皆さん童心に返って、磯遊びです。



ナマコとサンゴの赤ちゃんですね。




何とグロテスクな! マナマコだったら食べるけれど、これはちょっと遠慮しますね。




カイメンがいます。碇のような鉄の棒は、船の係留をする為の物らしい。干潟にならなくても、水中に潜ってする漁師の船の為のものでしょうか。




サンゴの若者ですね。ナマコも横で枕になっています。




サンゴの表面に海草が成長しています。




こんなヒトデは気持ちが悪い。




えいっ!と裏返すと、これは驚きの色でした。




ムラサキイガイですね。京友禅の染色に使われる色素です。




シャコガイです。左下にタカラガイが見えます。昔は通過にもなったことがある。財も買も資も漢字に貝が付く原点ですね。




船の合図で、皆さん船に向います。




もう見えなくなってしまいました。




帰りの船中でアサドヤユンタです。





八重干瀬(やびじ)は宮古島の北端、池間島の沖16km彼方にあります。船は平良項から出港します。


八重干潮(宮古島2)

2010-08-27 | 国内旅行
満潮が午後1時頃と言うのに合せて、宮古島の大型フェリーなどに、乗って16km北方へ離れた所にある幻の大陸に向います。
隣りの桟橋からも、小型の船がスタンバイしています。




こちらの大型フェリーが先に出航したが、後から追いついてきた船が追い抜きます。人が満載です。




やがて、珊瑚礁の広がりが見えてきた。




誰かが海に飛び込んで、船を係留するロープを持って、船を固定します。この時点ではまだ珊瑚礁を波が洗っています。




茶色の海藻が現れて、色にそまってようです。




下船する時に、皆、木製の杖を借ります。



磯遊びです。



潮が引くと、現れてきた潮溜まりにはどんなものがいるのでしょうか。


八重干瀬(宮古島1)

2010-08-26 | 国内旅行
 柳田國男が言う「海上の道」説は宮古島北方16kmに年に一度、大潮の時に浮かび上がって来る珊瑚礁の島も大いに関係していると思う。
 毎年春にこの東シナ海に出現する南北10km、東西7kmの広大な陸地が出現します。

 八重干瀬(やびじ)と、現地の人に呼ばれながら、古代から珊瑚礁のもたらす海の幸を提供してくれました。ここに立って見たいものだと思っていたところでした。

旅行社は、この日の為にチャーター便を飛ばして、ツアーの募集をします。以前にも当blogでアップしています。


2泊3日の宮古島ツアーでした、その2日目に八重干瀬に出かけます。船で1時間半かけて到着します。珊瑚礁です。




着いた初日は島内めぐりでした。植物園と民族博物館にも立ち寄ります。博物館は禁撮影でした。



植物園ではトックリヤシが並んでいます。



このガジュマルは神様になっています。



4月初めと言うのに、沖縄で宮古島で、まだ新芽が出ていません。




ホテルは2ヶ所泊まったが、なかなかのリゾートホテルでした。



ハマユウが咲いていました。東急リゾートホテルです。




庭が広いのも、気分がよいですね。今回の宮古島の旅は、八重干潮が目的なので、風景が二の次のつもりです。




海にかかる橋が見えます。来間大橋です。海を隔てて西方の来間島に簡単に渡れます。




ホテルのベランダから与那覇前浜ビーチに浮ぶヨットです。



ここで一週間か10日でもいい、ゆっくりと過ごしてみたいですね。脳味噌の皺が一気に伸びてしまいそうです。緯度で言うと、ハワイ諸島の北部と同じ緯度ですね。


七夕祭り(仙台)

2010-08-24 | 国内旅行
 東北4大祭りと、銘打ったツアーでしたが、盛岡に宿泊しての「さんさ踊り」も含めて、5大祭りとなりました。

 2日の宵から「さんさ祭り」3日間、青森ねぶた祭りが3日から始まり、秋田の竿灯祭りが4日から、山形の花笠踊りが5日から、仙台の七夕祭りが6日から始まると言う、無駄のないツアーでした。

14年前、杜(もり)の都と言われる仙台は、駅前が再開発で、活気のある街でした。
  




市内27箇所ある商店街が、孟宗竹に大きな楠玉のような幟を乱立させます。




地上1mくらいまである幟りの裾は、真っ直ぐに歩くことが出来ません。



笹かまぼこの字が目立ちます。





裾の短い幟りが、高く吊るされています。





豊臣秀吉一族の絵が書かれています。




こちらは百人一首の和歌が出てきました。




道一杯に広がる七夕祭りの幟をじっくりと見てください。
 



一つ一つ根気のいる絵柄は優美だし、右は宮沢賢治の文章が書かれています。「どんぐりと山猫」懐かしいいですね。
 



七夕の幟りには、ある決まった形があります。(町のパンフレットより)

それぞれ幟りの説明がありました。


花笠踊り(山形)

2010-08-22 | 国内旅行
 翌日には、山形に入ってきました。花笠踊りは、花笠音頭のご本家ですね。 


祭りのパレードの先頭は、提灯5本でやってきました。後の山車は風神のようです。




「ミス花笠」と山形の街のもろ肌脱いだギャル花笠太鼓ですね。




花笠をくるくると回して、中に付いている鈴を鳴らして、進んできます。




新幹線の山車ですね。横腹の字は「東北大陸から、JR東日本」とある。





山形の綺麗どころでしょうか。踊りの師範でしょうか。




きりっとしていますね。これは自衛隊員です。





楽しそうに踊っているのを見ると、見ているほうも楽しくなります。
 




大変な人出でした。


ゆらゆら竿灯(秋田)

2010-08-21 | 国内旅行
 さっきまで湿っていた路面に、提灯の明かりに浮かび上がる竿は長さ3-5mくらいか。

大通りの中央分離帯も見物の桟敷で埋められて、ゆらゆらと揺れ動きます。




長い竿の足元には、必死で支える若者がいます。




神社のお札をつけた竿灯もある。




街路は中央分離帯を挟んで2本、直線延長1kmくらいはありそうなところに、隙間なく林立する竿灯が揺れる。



 竿が倒れることがしばしばあります。中のローソクの火が消えて、点火のやり直しているものもある。近くで見ている観光客に、ローソクの雫がかかることもあります。

子どもたちが、練習をしています。





曲芸の領域ですね。桟敷席のパスポートを首にかけます。
 






広角のレンズでなければ、収まりきれませんね。
 





写真が上手く撮れているか判らないので、ワイドの写真を現場で購入したものです。(3枚)




ちゃぐちゃぐ馬子祭り

2010-08-20 | 国内旅行
 ねぶたから一夜明けて、秋田に向います。途中、道の駅のようなところで休憩しました。すると、そこではちゃぐちゃぐ馬子が、広場で踊っていました。
 リズムカルに足を上げて、馬の頭で長い棒に跨って、威勢のよい声を出して、明るい踊りでした。馬の胴体の枠を腰に付けて、背中には馬の尻尾が付いています。
 東北の馬は、生活の一部として定着していただろうし、馬と人との親密さが感じられました。



テントに二つ井町とあります。今は秋田市に含まれているようです。




左:ちゃぐちゃぐ踊りの人は、黒い馬に乗っています。健康そのものですね。
右:古代の女性の、旅の衣装ですね。
 


男鹿半島・八郎潟・寒風山の頃には雨が小降りになってきた。


秋田の竿灯祭りの会場では、雨も上がり、祭りは実行される模様。




始めになまはげの太鼓踊りが始まりました。



この姿では、子どもは怖がるでしょうね。なまはげの本場にやって来たようです。




車つきの太鼓で移動しながら、迫力がある。

まもなく竿灯の始まりです。