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昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

岡山県日生(ひなせ)の暮色

2014-10-31 | 国内旅行
岡山県で最も東になる漁港「日生港」を覗いてみます。
牡蠣が目的だったり、とれとれ魚が目的だったり、瀬戸内の海岸線が目的だったり、

魚市場のある「五味の市」も、「焼き牡蠣」も夕方までに営業は終わりである。




鰆の郷土料理「いり焼き」を選ぶ。




甘い醤油出汁で鉄板焼き。




鰆も口当たりがよろしいようで…。




日生港の、船の係留場所。




家島とか、島々を結ぶ定期船の波止場は、JR「日生駅」前にある。




自家用船はマイカーのようなものか。




アオサギは何を見つめる。




裏山には「ひなせ」の文字で、サツキの植え込みがある。



正倉院展(下)

2014-10-30 | 歴史・文化遺産
展示会場の入口に巨大な壁画美人の幕がある。





正倉院御物の小型レプリカが売店に並んでいる。


御物はすべて会場を紹介した新聞の切り抜きからです。

大極殿の落成の式典で聖武天皇が履いたと言われる履き物。




これは、東京の会場で展示されている琵琶です。




脇息は坐る脇で身体を寄せるが、これは、正面に置いて両肘をついて凭れた台です。




いつか外は夜になっていた。ここの庭園は夜になると、また違う風景を造ります。



西に三日月が輝く。




デジカメのフラッシュに浮かび上がる日本庭園。



簡単な軽食堂は地下にある。(一階?)



正倉院展(上)

2014-10-28 | 歴史・文化遺産
奈良で正倉院展が開かれている。
恐らく数万点あるとも言われる宝物の中の一部分が例年公開される。
今年は正倉院の建物も、修復され、一層しっかりしたものになったと言う。

若草山の芝生も少し色付き始め、柿の実は鮮やかになった街中である。



会場入り口のテントで、ガイドをしている。明るくて健康そうな飛鳥美人!がいた。
この鹿は角を切られて、元気なさそう。

  


展示場入口にある「鳥毛立女屏風 第4扇」(とりげりつじょのびょうぶ)の写真。

奈良では4点、それとは別に2点は東京国立博物館で10/15から11/03まで特別出品されている。


緻密な線画で、柔らかさも表現する。




鳥毛と言うのは、絵画の部分に水鳥の羽根を使用しているからと言う。




今は羽根を貼り付けた部分も多少落ちてしまっている。元の原画の線が良く目立ちます。




奈良国立博物館の庭から、東方の若草山が見える。



中央少し左の屋根の向こうに、東大寺大仏殿の大屋根の鴟尾(しび)が金色に光っている。



災害訓練オスプレイ(下)

2014-10-27 | 話題
災害訓練が始まった。
着陸地点のセンターを少し外した1号機から出てきたのは、
医師の一行だろうか。大きなスーツケースを持って降りてきた。





それを見守る人々。円形の丘の上には記録の為だろうか、カメラで記録しているようです。




災害関連の救助隊か、一団の人たちが乗り込む。プロペラはブンブン廻り続けています。
エンジンの排気口から出る熱風で、芝生が焦げています。




空中に浮き上がった。




不思議な形の飛行機である。
プロペラが角度を変えると言うのは、昭和の時代から未来の飛行機として描かれていたものだった。





飛び去るオスプレイ。


沖で待機する母艦に向かうようだ。




背後から着艦する。




続いて2番機が着陸した。




大勢の人が列になって並び、やがて、リレーをして荷物を運ぶ訓練である。




道路の閉鎖も解除されていた。




これも艦尾から進入して着艦する。




船のエンジンが始動した。やがて、オスプレイは飛び去って行った。



災害訓練オスプレイ(中)

2014-10-26 | 話題
沖500m位に止まっている空母が、いろいろと動き回っている。
退屈なのかなあ。やがて、舳をこちらに向けた。
ヘリ専用の船らしくて、それほど大きくないが、一人前の姿である。





人が増えてきた。道路は通行止めになる。白い円が、着陸ポイントのようだ。





沖合に見えてきた。と思うと、すぐ近くになった。
音は聞こえない。白浜空港から10分くらい?
下に見える船は一般の貨物船である。




あれよあれよという間に、母艦の上にやって来た。何と、回転翼は止まって見える。




爆音はそのままで、着陸点に近付いてきた。




白い円の中に止まれるか。





プロペラからの回転で、空気の圧力が変わり、白い水蒸気の尾を引いているのが判る。




プロペラは、左右で、それぞれ反対方向に回転しているように見える。





センターからは少しはずれましたね。




着陸してもプロペラの回転は止まることはなかった。スマートさとは縁遠い飛行機である。

搭乗していた災害訓練の人達をおろして、沖合の母艦で待機するようである。
2番機の為に、場所を開けます。


災害訓練オスプレイ(上)

2014-10-25 | 話題
夜の明けきらぬ紀伊水道が、朝靄が薄れて行く。 
正面に見えるのが、椿温泉のビル群。



朝の太陽が光を増してきた。
 
穏やかな海で、波は小さいが、波頭が朝日に輝きます。



国道42号線を南へ一時間と少し。串本を通過して、
本州最南端にやってきた。岬の高台の丘の上に7Fまでエレベーターで上がる。
 



オスプレイによる災害訓練を見ようと、既に人が集まってきている。




沖合に停泊するのは飛行甲板を持つ航空母艦である。
ここで、白浜から飛んでくるオスプレイを待ちます。







白浜円月島

2014-10-24 | 自然界
紀州白浜、円月島に夕陽が落ちる。




巨大な夕陽は、真下に沈むことはない。地球の傾きの分だけ斜めに落ちて行く。



カメラ持つ人も夕陽になる。




円月島の洞窟が金色に光ってきた。





上手く太陽が洞窟に入ってきた。





少し太陽の底が切れてきた。




水平線には山も見えぬに、下方が欠けている。大気のなせる業か。




海霧の中に入るにしても、輪郭がはっきりしている。




まさか、四国の山だろうか。





そして、日の沈んだ空が「もやーっと」して紫色に輝く。西の彼方に「極楽浄土」を見たか。
二人は若い、夜露に濡れるよー。




紀州白浜の海岸は、多くの夢を育んで、綺麗。
 
明日はオスプレイだ!


醒ヶ井・湖北マキノ

2014-10-23 | 旅の風物
伊吹山の麓に近く、ヤマトタケルが意識を取り戻したと言う醒ヶ井の清水を訪ねる。
古くから鱒の養鱒場として知られている。

がぶりっと鱒の塩焼きに食らいつく。



東山道沿いに流れるせせらぎで、伊吹山の神の怒りで傷ついた身体を癒したヤマトタケルであった。




川の流れは、湧水の清冷な流れを作る。





そこに花開くバイカモは、川面を覆います。




梅花藻は花期が長く、多くの人が訪れる。




ヤマトタケルは、醒ヶ井の融水の源流に、彼の銅像が建っている。






そして…

琵琶湖岸に沿って北に上がり、マキノのスキー場の麓に出てきます。

そこにゴッホの糸杉ならぬ、メタセコイヤの並木がある。





マキノのスキー場に向かう道が、草原の中に一本道を作った。




カメラを向けると手を挙げる人がいる。





ほぼ中央の辺りに、草原の遊び場所が出来ている。栗とか現地の物産も並んでいる。





並木道の南端まで500本のメタセコイヤがあると言う。




日本街路樹百景と言うのがあるそうだ。




アケボノスギとも言われ、針葉樹の実がなっている。



千枚田(能登の風物)

2014-10-22 | 旅の風物
能登の千枚田。
稲刈りが終わった田の畦に電飾を付けたもの。




急な斜面を開墾して、田を造りコメを収穫するという文化は、緻密な文化でもある。




稲刈りの収穫があった翌日の事であった。風の強さで出来る旗形木と言われる松が見える。





遙か北の水平線上に、島影浮かぶ。それぞれ名前が付いている。

公共機関の揃う「舳倉(へくら)島」は、さらに沖の方にあるが見えない。売店にあった島の名前です。





トリミングした地図の右端に「千枚田」があり、西の方には「キリコ会館」がある。
北の方には「舳倉島」がある。




丁度、昨日稲刈りを行ったと言う。僅か10株しかない田もある。




春先、中学生の奉仕で田の草を刈った時の写真である。



収穫の量はともかく、五穀のトップの収穫が、年貢の収納の足しになったと言う。



キリコ(能登)

2014-10-21 | 旅の風物
能登と言えば「キリコ」と言うほど、キリコを押し立てての、夏の大きな行事である。
各町内会で、それぞれがキリコを競います。




せっかく作ったキリコでも文化財の保存の観点からも、切子の山車の展示会場がある。




この板状で、5-6mもあるような山車を担いで、街中を練り歩く。





塗りの枠にそれぞれの絵が描かれている。  右は、全力を尽くす、とある。。
 




いろいろと解説がある。
 


左:青森のねぶたを思い出す。「羅生門」
右:能登輪島地方の祭りの一覧表である。祭を追いかけるのも一興。
 



担いでいる切子。






ここは切子会館内で展示してある。





雪国で、汗水流して切り開いた開拓の歴史・御陣所太鼓は「御陣乗太鼓」と書く。鬼かも知れない。






大漁踊りも海に沈む。この巨大な切り子は倒れ込まんばかりの、迫力がある。