秋の陶器祭りと言うので、沖縄の「エイサー踊り」のメンバーが商店街を練り歩き賑わいを作る。

一般に伊万里焼といわれる磁器は、伊万里港から出荷された有田焼の事だったと言う。
有田の土地に焼き物のためには大変良い土が出る。それが作風や文様によって大きく3つに分類されると言う。
一つは鍋島藩主の秘蔵の窯元だった所の生産で、俗に「色鍋島」と言われている。(鍋島様式)
一つは、乳白色の素地に写実的な絵があり、色の種類が多い。(柿右衛門様式)
一つは、朝鮮・李朝時代や、中国・明時代の流れを汲む贅沢で派手な絵が特徴で、豪華絢爛な模様などが見られる。(古伊万里様式)
↑の写真の背景の有田館の中で、常設の人形芝居が見られる。
演し物は土地の伝説「黒髪山の大蛇(おろち)退治」
村人が黒髪山の大蛇(おろち)が人々を困らせると言うので、九州に流罪となっていた鎮西八郎為朝が娘を囮にして大蛇を呼び寄せ、矢で見事退治したという話。
登場する人形が陶磁器で出来ている。
左:鎮西八郎為朝で、鍋島様式で出来ている。
右:囮になった万寿姫で、柿右衛門様式。


大蛇と二人の語り手は古伊万里様式であると言う。


終わってから手洗い場に入ってみると、これは立派な有田焼の鏡と洗面器。


陶工による工夫創作がなされている。「銀河釉(ゆう)」を考案し、きらきらと輝きの美しい焼き物が完成している。

その写真。

よく見れば宝のように光るが、無造作に店頭に並んでいる。

とある窯元の経営する店の一つ。明治大正のころの洋館造り。
