昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

頚の骨に首ったけ

2005-09-29 | 呟き
 自分の頚骨と頚椎の関係。

 現代医学の粋を集めたMRIという音響による断層写真である。左が前・右が背中である。
 四角の骨が縦に並ぶ上から4番目と5番目と6番目の間の隙間が、2ヶ所黒く膨らんでいるところがある。これがすべての元凶で、「推間板ヘルニア」で、関節の中味が飛び出している所だと言う。
 その隣りで縦に長く、やや黒色の浅い部分が延髄から出ている基幹の神経だそうで、このヘルニアの膨れがここに接触していなかったから、まだ良かったのだと言う。

 この異常な状態が、全く正常になっていないのに、腕の痛みが和らいできたのだ。
 どうやら痛い神経を避けて、バイパスでも出来、機能し始めたらしい。
 改めて、生物の生命活動の不思議さ、神秘的でさえある命の営みに、神の摂理さえ感じている。

 最盛期の痛さ・痺れ加減を10とすれば、今は1乃至2ほどにまで回復した。まだ少し我慢の子で居りたいものだ。

 もう一度、信州へ温泉療養にでも行くと楽になるかも知れない。夜更かしも止めたいもの。

 

こんなリハビリでした。

2005-09-26 | 呟き
 
「安静が大切です」と主治医は宣う。「安静の為に入院したい」と言うと、「入院というのは身体が動かない人が入るものです」と、若き情熱が溢れた主治医は言う。「この痛さから逃れるのは、先生のおっしゃるように、安静が一番だと思う」
 ややあって、それでは「短期入院でいきますか。今日の夕方に個室だったらベッドの開きが出来る」

 この会話が、近畿中央病院であったのは8月15日だった。そして8日間の絶対安静に入った。神経の痛くならない腕の角度とか、痛み止め薬とか、筋肉を柔らかくする薬とかの効能を、心静かな中で身を持って体験した。

 今日始めて箸を持ってみた。その為の筋に痺れが走っているがボルタレンシップで誤魔化している。
 痛みに負けないぞという元気が出せるようになった。3ヶ月で治るという勝手な予定だから、10月18日まではかかる。それまで少しずつ善くなって行くと思う。

 こんにちまで、励ましや優しい言葉をかけてくださり、色々と有難うございました。blogも少しずつ始めるつもり、この文の入力は両手を使っているほどに回復した。マウスはまだ左手が続く。

 写真の絵解き:1日3回30分、首引きをして頚椎を伸ばしているところ。左の手首には、個人識別の輪がかかっている。ベッドの上半身が斜めになって、引っ張られている。  
 基本的には入院は好きな方である。