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昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

淡口醤油の里・龍野

2014-06-29 | 歴史・文化遺産
濃口と淡口(うすくち)とある醤油の「うす口」の方で、人気がある製造元です。
資料館がありました。和の味をだし、素材の色を残す淡口醤油は人気があります。



大変身近に感じていた淡口しょうゆの原点です。





鄙びた里の街中に、龍野城の城下町で発展した醤油産業です。



入館料が10円というのも楽しい。





左:玄関先にある石碑の銘板。      右:歴史を刻んだヒガシマル醤油の登録商標。
 




創業時、同時に存在していた「菊一醤油」も大切に名が残っている。





醤油製造の工程を再現した、仕事場は木彫りの人形が並んでいる。




大豆・小麦・塩からスタートして、途中でコメが混ざる工程である。





龍野市街の中心部には、山をバックに城がある。

童謡「赤とんぼ」のふるさとで、まち興しを図っている。


揖保の糸ソーメン

2014-06-28 | 旅の風物
兵庫県播州の竜野市で、これまで行き損ねていたソーメンの里に行く。



揖保川の川辺で、豊富な揖保川(いぼがわ)の水質と、成分が育てたソーメン。





ソーメンの食堂がある。
暖簾が裏返しになってしまったが、このソーメンの定食は、結構美味くて腹が膨れる。
  



屋外のソーメン流しは回転式である。




この日にソーメン祭りのような行事があるらしい。





「いぼの糸」と読む。



ソーメンの製造の過程を実演紹介してくれる。
  




細いのによく伸びるものだ。塩味の澱粉。
 



アッと驚くほどに、伸びたのだった。




中山道醒ヶ井(さめがい)宿

2014-06-27 | 旅の風物
琵琶湖で時間つぶしをしながら、夕刻、醒ヶ井(さめがい)に向かう。
ふるさと興しで、街に活気をもたらせようと頑張る中山道の醒ヶ井の宿場町であった。




バックには、夕刻の雲が湧いて出てきた伊吹山が見える。
中山道「醒ヶ井宿」、JRは東海道本線である。、
鈴鹿山脈を避けるために、大きく北へ迂回しているのがここ。





観光客が増えて、街並みをそれに耐えられるように、随所に改善された旧中山道である。




湧水の流れる小川の両岸の軒先に、鉢植えの「ジャカランダ」の花を見つけた。



「ハリヨ」の住む清流に、アジサイの花が影を落とす。





水流に押し流されながら、一面に咲くバイカモの花。






虫が停まったりしているが、小さな梅の花によく似ている。





さて!これが珍しい「オオバンソウ」これは小さい団扇のように出来上がる種子。




やがてこの団扇は色が抜けて、透けて見えて来る。種子が閉じ込められている。
隣りのもう一つの植木鉢は、すでに色が抜けてしまっている。
 ※「コバンソウ」というのは、イネ科の植物で「ヒメコバンソウ」とともに、全く異なる植物。




こんな風景も楽しい。湧水は冷たくて心地よい。







さて、ここにホタルが出現すると言う。地元の「ほたる祭り」は5日ほど前に終わっていた。

したがって、蛍はもういなかった。残念!




JR近江長岡駅周辺が「源氏ボタルの発生の地」である。



多景島(たけしま)inびわ湖02

2014-06-26 | 歴史・文化遺産
琵琶湖で島といえば、最大の沖島(おきのしま)、次に竹生島。その次に小さな島が多景島。
上陸すると、日蓮宗の道場だと言う見塔寺(けんとうじ)の境内だと言う。
 



見塔寺(けんとうじ)は日蓮宗の道場だった。
背後には、明治維新のテーマだった「五箇条の御誓文」が刻まれている石塔が見える。







本堂の濡れ縁に板に描いた島の概要説明板があった。彦根城の裏鬼門だったと言う。





本堂の裏手を北に進むと、お題目の彫刻のある巨大な岩石が斜めに立っている場所に出る。




ツツジの咲く岩場。




ここはロックガーデンのようである。




左:若き日蓮上人。   右:一字が俵一俵のコメで埋めることが出来る大きさと言う。
 



鐘楼と、五箇条の御誓文の刻まれた石塔
 五箇条の御誓文とは慶応4年3月14日に発表された明治政府の基本方針。
一、広く会議を興し、万機公論に決すべし。
一、上下心を一にして、盛に経綸を行うべし。
一、官武一途庶民に至るまで、各其の志を遂げ、人臣をして倦まさらしめん事を要す。
一、旧来の鈵習を破り、天地の公道に基くべし。
一、知識を世界に求め、大いに皇基を振起すべし。





島の唯一の桟橋




お題目の刻まれている柱状の岩。




湖上から見た彦根城跡。




多景島(たけしま)inびわ湖01

2014-06-25 | 歴史・文化遺産
琵琶湖・米原に向ったが、時間があるので彦根港へ向かった。
多くの景色を持っている「多景島」である。




水鳥は、木之本から近い「水鳥センター」がある。ここは彦根港である。
琵琶湖観光「多景島」通称「たけしま」クルーズ。



竹生島クルーズと多景島クルーズの起点港である。




2-300人は乗船できそう。




船は彦根港から南西に向かい、やがて多景島のシルエットが見え始めた。




軍艦島のような姿である。





波止場が見えてきた。時計回りに島を一周する。





南から望む。大きな塔は、五角形の尖塔で、それぞれの面に、五箇条の御誓文が書いてある。




西側から。






真西から見ると、島は崖になっていて、取り付く島もない急峻な崖である。






北のコーナーには大きな岩盤がある。





東側に回ってきた。あまり人間の雰囲気を感じさせない島である。



姫路城跡end

2014-06-24 | 歴史・文化遺産
城内の見学は、天守閣の茶色の部分が出来ない。
西の丸の百間廊下と化粧櫓などが見学対象になっている。




西の丸広場から、西の外郭廓に上がって百櫓を歩く。急な階段を上がる。




櫓の隙間の窓から市内を見渡す。濠を下に見て、堅固な守りであることが分かる。   




百櫓の展示に、西の丸の全景があった。天守閣の上から俯瞰したものであろう。
左下に「菱の門」が見える。右の端に化粧櫓がある。





初期の姫路城の図。濠が現在と違っている。




百櫓の内部。少し先に行くと、
いろいろな資料が展示されている。





今日はいいお天気で、青空に白鷺城が映える。




戦いの時には、この斜面を兵士が駆け回ることだろう。
築地塀は、敵を狙い撃ちするには十分なだけの銃眼である。



姫路城跡2

2014-06-23 | 歴史・文化遺産
大手門を通過すると、そこには天守閣が目前であった。




更に進むと天守閣の全容が見えてきた。





美しいバランスの建物と、鉄骨の構造の機械的な骨組みは、むしろ両者の調和すら感じる。





白鷺城の辿ってきた宿命が判ります。




天守閣の西にある「菱の門」




工事中の天守の様子は、どこか頼もしく感じられる。「菱の門」から天守を望みます。




明治の初めの俯瞰図。
「菱の門」がどこにあるか、良ければ探してみてください。中央よりの左にあります。




感情のない鉄の骨組みも、天守閣に感じられる人の柔らかさと対比されて、味がある。



姫路城跡1

2014-06-22 | 歴史・文化遺産
ふと思い付いた午後、改装中の姫路城を訪ねた。
青空と緑の松が美しい。




大手門は、そのままで歴史を刻む。




多くの大名が体を整えて入城して行った事だろう。




ここは2007年に改装が終わっている。






真夏のような太陽の照りつけも、絶え間のない観光客が続く。




大手門から望む天守閣。通称白鷺城に相応しい姿に見える。





天守閣の全体の姿が判る。かなり出来上がっている。




工事で見学できない部分がある。



ほたるの宿

2014-06-21 | 自然界
木の枝に止まるホタル2頭。








川床が少し見える。フラッシュに浮かび上がる。大きい点は甲虫であろうか。左上がほたる。








光を点滅しながら飛ぶ蛍。








10頭近くが見えている。手振れですね。








もう少し数が多いか。







肘をついて、息を止めて、固くなって、シャッター時間を1秒くらい。点滅の光がラインを作る。
右下に赤いほたるが!!??









三脚を担いだ人たちが、赤いほたるがいる、などと話していた。








姿は見えぬが、列を作って飛んでいく。未知の宇宙船状態。









少し手元がぶれているのだが、赤い色はなんだろう。これぞ宇宙船?









よく見れば、十数頭が飛んでいる。








点と線で光っている。



ちなみに、当blogの2012-06-14にもホタルをアップしたことがある。[ホタルの宿」でblog内検索で出てきます。
こちらは全くの天然のホタルです。

 もう一度行くなら、今度は準備を怠りなく。
※1 三脚を用意して、皆さんのそぞろ歩きの邪魔をする。
※2 真っ暗でなく、少し世間が明るい時を狙う。暗くならないと光らないから、そこが難しい。
※3 うろうろしないで、決めた地点で、動かないこと。

蛍の里

2014-06-20 | 動植物
今年は蛍のニュースをPCでよく見る。
播州の多可町の八千代の集落を訪ねる。

中国道「社IC」から北上する。その途中、その闘竜灘にも立ち寄る。
川の流れは、河川に拡がる岩板で、渓流を作るので有名。




川の中には急流の滝が出来ている。
遡るために失敗して、傍にある網の中にアユが飛び込むと言う仕掛け「飛び鮎漁」が、昔は見られた。

更に山間部に入って、車で30分でホタルの里に到着。


兵庫県の中央を流れる加古川の支流で、蛍で村おこしを始めた。




背景にある山沿いに流れる桜並木の川があり、逍遥路を付けて1.5㎞ほどがホタルの里を作る。
土地のお年寄りの会のメンバーが交通整理をしている。




春には桜並木が賑わうことだろう。
この道をさらに奥へと進むと、当blogで以前に紹介した「太巻きずしの里」である。(2013-08-16アップ)





左:お年寄りが熱心に案内してくれる。     右:「ほたるの宿路」の案内標識
 





資料館にあった解説資料から。





案内標識の写真。これは出来過ぎの写真。黄色の光の連続線が、全部ほたるらしい。






かなり暗くなった。夜陰に乗じて、まもなくほたるの光が見えて来るはず。

上手く撮れたのでしょうか。