こんぺハウス

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イグレス ブラックエディション(製作・メンテ)

2023-11-01 01:15:44 | ヴィンテージ(off)
その昔、軽さに感動した駆動系は何十年ぶりかに見ると、
案外普通でしたが、新しい次元へ切磋琢磨している頃の、
熱い想いだけは感じ取ることが出来ました。
そして何処となくドンくさい感も残ってましたが、無事完成♪
転がすの楽しみですねー





tqtoshiです。




秋も深まりつつある最近ですが、ここを懲りずに御覧の皆様は、
いかがお過ごしでしょうか。昔は秋と言えばやたらめったらw
サンマの定食ばかり食べてましたが、ここ最近あまり良いサンマに出会えません。
やはり温暖化とか、価格高騰とかの影響あるんでしようね。
熱々ホクホクを大根おろしで流し込む、あのサンマ定食が食べたいです。

と言う事で(マジ完璧な繋がりのなさw) 冒頭の通り、某イベントに向け
タミヤ製のイグレスを買うてみました(笑)


タミヤのイグレスと言えば、初代アバンテからOPパーツを追加しまくった
進化系で、記憶りの限りアバンテよりロングホイルベース。
特徴的なリアのリンクサスは、フロント側の支点を上方に上げると、
ギャップ走破性がかなり良くてお気に入りでしたね。
僕はこのマシン、高校3年になろうかと言う時期に、
何時もレース出会う人から譲り受けました。その額確か20,000円
超かっこいいエアブラシ塗装のボディが付属してまして、
そのままタミヤのオフロードレースでコンデレ取れましたねw

マシンの安定度がスーパードックに比較しかなり高く、
ドライブ自体が簡単だったことも影響し、レースでの成績も良好。
一番の思い出は、当時埼玉:狭山のホンダ工場内の特設コースで、
約80名程の2WDエントリーに対して決勝結果が何と2位(懐)
当時レギュも緩かったので、テク二ゴールドをマル秘チューンして
ぶっちぎりのスピードでした(笑) いやいやその後は特徴的なカーボンシャーシで
電池がショートしてw 高価なアンプが全損したり、色々やりましたね♪
若かりし頃の良い思い出が残ってる数少ないタミヤ車です。



黒くなくも良かったのですがw 案外程度が良さそう&安かった(笑)

タミヤ RC特別企画商品 1/10RC イグレス ブラックエディション

ホントはイベントの趣旨から、アバンテが欲しかったんですが、初代は勿論
復刻の2001もかなり高くて球数は少なめ。ヤフオク川特有の川の流れで、
良い物と悪い物が混在の値段バラバラwwで選定は難儀しました。
今回色々調べて知れましたが、シャーシが細くてボディがウイング形状に美しいのは
初代だけなんですね.....2001はイグレスと同形状でFRP製シャーシ。
まあ僕の想いではイグレスなので、コレで良い事にしました。
買いましたマシンは、イグレスブラックエデションと言いまして、昨年末に発売したのかな。
価格が6万近い高価なマシンですが、さーてどうでしょうか。




全体的に程度は良好でしたー(間違いw)

届いたシャーシを確認して行くと、破損の類の個所は無くまずは一安心。
何ですが、不必要にアルミのビスが使われていたり、デフの作りが雑だったり
何よりカーボンの断面処理が不均等すぎます。あまり組立に慣れないオーナーだったか
定かじゃありませんが、やはり自分のマシンと呼ぶにはイマイチですね。



色々考え、結局全バラして組み立て直すことにしました(いつも通りw)

写真に代わり映えなく大変恐縮ですが、左右の写真で2日の経過がありますw
元々断面に塗布してあった瞬間接着剤は、場所によりダレてかなり厚く、除去に難儀しました。
部分的にアセトンに漬けて強制的に瞬間を溶かしたり、ダイヤモンドヤスリで研磨したり、
まー心が折れそうでしたが、大した問題でもありません。
除去した後は、脱脂して何時もの綿棒で薄く塗布して拭きとる方法を実施。
断面だけとは言え、見違える程綺麗になりました♪





デフも色々あかんのですw

初代アバンテはプラネタリー方式のギアデフが付属していましたが、
こちらは前後ボールデフ設定。ケースの大きさから物自体は小さく、
リングも小さめ。ボールに3/32サイズのインチボールが使われていてビビりましたが、
まあサイズの制約からの設定なんですかね。一応何時もの1000番の耐水ペーパーでリング類を磨き、
デフループはファントムEXT用のボールデフに付属していた物を使用しました。
これココの使用でちょうどいい硬さ(笑) やはりオンロードでは硬すぎたようです。
手を入れたボールデフは、当初のゴリゴリは見る影も無くボール感のあるスルスルデフで
少しだけテンション上がりました(笑)





スタビリンク 平らな成型ダメでしょ?

イグレスの特徴的なマルチリンク気味w サスはストロークとスムーズさは良好。
何ですがそこに取り付くスタビの樹脂パーツが平面成型で、スタビバーと
かなり無理がある形で取り付きます。ですので、手持ちの5㎜ローフリクションエンドで
スタビロッドを作り直し。大体2㎜のアルミシムを間に挟むと純正と同じ長さになりそうですね。
実際取り付けると、当たり前なんですが作動が全然スムーズでイイ感じ。
6万円するキットですからここらは、キチンと別パーツで作って欲しかった。




そーいやこの子 何処走って来たのでしょうか(笑)

随所にこの細かい砂の様な汚れがこびりついてますw
特に油分が有るベアリングや、アーム類何か汚れがひどいのですが、
今回はクリーナー粘土で大まか落とせました。通常クリーナースプレーで
洗浄すると思いますがそうすると油分も流れてしまうので、ゴミだけなら
クリーナー粘土が良いですね。僕はこの方法好きです(笑)




ドライブシャフトは、専用に設計されたんですかね。

当時のイグレスの泣き所は、ドライブシャフトで、昔も専用設計でしたが
名前は確かポジジョイントユニバーサル。前記のリアのリンク支点を上方に上げると
かなりの確率でユニバが外れて、さみしい想いを何度もしました(笑)
今回のキット付属の物は、今風のタミヤ製ユニバで、アクスルだけ専用かな。
精度は良好ですが、キットにはほぼグリスが付いて無かった........

コレ どこかのyouTubeか何かでよく言われてますが、グリスを最小にすると
確かになロスは少なくなり、車速のノリも良いのですが同時に耐久性がかなり下がります。
併せてグリスの無いユニバはビックリする程グリップ感が少なく、多少ロスっても
僕はある程度のグリスを塗る派です。ユニバのグリスロス程度でしたら、
トリニティの乱暴なブラシレスパワーで帳消しですわww




ココまで出来ました。

こちら土曜日の朝9時から初めて各種工程いれて13時くらいの状況。
この後TBプロ氏とファントムで遊ぶためw 出かけてしまいました♪



フロントのアップライト? 素晴らしい造形と美しさ

何もココまで造形しなくもですが、これこそが美しいアバンテ系統の証。
当時はダイキャスト製で良く破損しましたが、今回は削り出しの物が付属してました。
タミヤとしてはかなり高価で、片側2300円 左右で4600円もする高級パーツですね。
アソシだったら1万超えてそうですw

因みにですが、フロントもですがリアもゴム製のドライブブーツを装着してます。
コレはカップがモロ剥き出しなのと、デフ廻りの防塵もやや兼ねての選択。
フロント側は掛かりが狭く、アーム形状もあるので、この後約3㎜程度カットして使用しました。




少し期待のダンパーは、何とも何ともw

この価格帯ですから、タミヤ製のビックボアが付属しても不思議ではありませんが、
当時のハイキャップダンパーに似たデザインの、色違いダンパーが付属していました。
ですが、シール類はOリングが1個の仕様でちょっとね(汗)
そしてダイヤフラム式はまあ許せるとして、その組み方が特徴で、
フロントとリアは、ストローク規制して組めとの指示があります。

コレはピストンが物理的にダイヤフラムに干渉するからで、
リア側が7mm フロントは5mmのストローク規制をする感じ。
リアはダンパープライヤーが丁度7mmで、フロントはAVIDのレンチが5㎜厚さでしたw
効き自体は良好ですが、コレダンパーの設定ホントにあってますかね。
純正のままだとやたらリアが車高があり、フロントは逆に車高低めのリバウンドなし。
明らかに走らない雰囲気をプンプン感じましたので、色々試してオリジナルに設定替えました。
折角の高級モデルですから、ここらはちゃんとして欲しかったかな。




モーターは異国感満点のトリニティ製のD4 phantom IONワークスにしました

何処までもフラットに立ち上がる回転感と物自体が軽いのが特徴ですね。
今回はギア比設定が低く(約8.33)やや回転志向で回る奴を選択しました。
まあそれ程飛ばさなくも雰囲気出ればいいですかね~



新旧混在w RCメカの皆様

サーボにJR製のハイエンドブラシレス(トルク55キロ君)を使用。
モーターと合わさり異国感を重視しての選定。取り付けは純正の取付穴が
皿加工も無い長孔なのと、純正取付位置はセンサーケーブルの取り回しが苦しいので
サーボ自体を約10㎜前進させて取り付けてます。
ESCはホビーウイングの80Aで、404受信機(ハイレスポンス)で設定しました。
まああまりカツカツしてもなので丁度いいかな~





前記のダンパー設定 結局こうしました

純正のスプリングストッパーとテンション調整だと車高が5㎝くらいあるのと、
リバウンドが絶対的に少ないので、TRFダンパー用の大径ストッパーでバネ自体を下げて
改めて車高とリバウンドを調整してます。




フロントのダンパー設定はもっとダメでしたねw

ストロークが少なくてリバウンドはほぼゼロ。一体全体何がしたいか良く判らない
設定でしたので、ダンパーエンド自体を長い物に換装し少し無理やり
純正のストッパーで取り付けしました。伸ばした長さは約4㎜程度ですが、
コレでちゃんと車高とリバウンドが調整できる足になりましたね。
いやはやナニコレ級w




ボディは栄光の「在宅カラー」で決め(古w)

複雑な曲面の様で、案外とラインが通る場所は平らでしたので
サクサク塗装は進みました。まあ塗装もですが使われているデカールが
とても貴重ですので、躊躇しましたがあるものは使うの精神で押し切りました。
ウイングは手持ちで所持していた、イグレス用のクリアを新たに使用。
まあそれなりに僕のマシンになりましたでしょうか。

と言う事で、ココ何日かずつと作業してましたイグレスの製作(レストア)が
無事に終わりました。あとはレギュラーマシンをメンテすれば、
素敵な文化の日になるのではないでしょうか(なってw)



(*´ω`*)






寝ますw
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