富山マネジメント・アカデミー

富山新聞文化センターで開講、教科書、参考書、講師陣の紹介、講座内容の紹介をいたします。

東京駅で、全ての地方紙が手に入る新聞スタンドを!

2017年06月26日 | Weblog

東京の八重洲口の隣接した書店では、地方せ出版される書籍が買えるそうだ。では、同じく新聞は買えません。しかし、中央官庁や国会議員は、東京駅に全国のその日の朝刊が買えるとしたら、便利ですね。しかも、ふるさとを思い出させる作用もある。すこし贅沢だか、地方紙という情報が、朝市のように東京駅の構内で手に入るなら、TV局も企画の立てようがあるし、政党の政策研究に役立つ。

鹿児島から、北海道から、新幹線の朝一番の列車に載せ、東京駅で地方紙ショップのスタッフが受け取りとると、少なくとも、新幹線の駅のある地方では、地方紙の記者の努力が首都に翌朝には届くことになる。

特に大事なのは、野球、バスケ、サッカーの報道。富山県内で消費されるだけのカターレの記事も、届く。特に注目は、阪神タイガースに特化した、デイリースポーツである。首都圏にも、阪神フアンは多い。新聞メディアは、滅びないためには、紙の新聞の物流を真剣に考えるべきではないだろうか?

もしかして、既にあるかも知れません。その節は、お許しください。


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北陸新幹線には、一両分の貨客車が必要だ!

2017年06月26日 | Weblog

珍しく断定口調を使いました。物流を調査していると、超特急で貴重なサンプル、試薬、工具などを急送する需要があることが分かる。たとえば、印刷の校正の受け渡し。これらが、宅配便の発達とともに、東京ー富山の翌日渡しが出来るようになった。しかし、東京富山の間の同日渡しはまだない。新幹線は、「半幹線」である。人流だけを考えて、物流が抜けているからだ。

航空機は、安全管理のため貨物検査に手間がかかる。もし、検査が甘く、爆発発物ならどうする。また、悪天候で欠航があるので。確実性があるとはいえない。その点、新幹線は乗客荷物の安全検査なしでも、安全、確実に運行されてきた。

では、新幹線に一編成だけでも貨物専用の物流号を走らせないかと書斎で考えてきた。しかし、貨物は人力がないと、1ミリでもモノは、モノとして自走しない。貨物専用車両には、貨物基地がいる。既存のシステムのなかで、考えよう。乗客である運び人が積み込むキャリアーバッグは、見方を変えたら自営の貨客車両の利用ともいえる。

貨客車として、何号車か特定の号車を活用すれば、物流のネックが一つ解決する。キャリアーバッグ形態を上限にして、アルミ製で、温度管理、湿度管理、振動管理など、工夫すれば高岡特製のキャリアーバッグが開発できる。

関東圏と高岡のモノづくりとが、1日の物流圏であるならば、随行の人員がいる貨物、あるいは、リレー方式で送れる貨物、さらに、貨物コンダクターが同乗すれば、新幹線は「高速貨客車」として活用できる。冷蔵庫、保温庫、耐震装置棚、無菌空間など、ますますミクロ化、ナノになる少量、高価な物流の利便性が実現できる。高岡市は、ものづくり都市として、可能なかぎり臨時停車ではなく、定時運行として、一車両のみ貨客専用車を設けるように運動するべきである。それが、高岡人のプライドなんだ。惨めなのは、物乞い式の乗車運動では、息も切れる。なにより、プライドが切れる。「1ミリグラムの高速物流」、それはインターネットの回線では運べない。日本赤十字社が、高岡の気づきを大事にしてくれるでしょう。物流の現場、それもナノレベルの試薬、医薬品、工漁薬品、さらには高級魚、高級果実、高級な菓子など・・・。キャリアーバッグを最大とするミクロな物資の物流に注意したい。いいですか、高岡市内のニーズを議論してはだめ。そうしたニーズを掘り下げたら、救急医薬品の輸送の高い使命を新高岡駅に集中するべき。能登の方が、岐阜の山奥の方に有難がたがられる社会貢献のためですよ。新幹線が物流のツールの外側におけれていることを突きとめ、JRへの陳情ではなく、マネジメントを提案することだ。


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日本の林業学は、超四流の旧式の近代初期の学問

2017年06月26日 | Weblog

大学の受験の際に、林業学を志すひとはいない。鉱山学の方が、まだ可能性はある。ところが、山林地主の家家族は、極めて多い。大地主制度が農地改革とともに実行されなかったからだ。山林には、水資源の源流がある。これを外国企業に買い占められたらどうなるのか?ただし、権利者が時代とともに、複雑に相続され、調査に要する費用は莫大になっている。

水源保護法のような環境保全の法律ではなく、一律に国有林に準ずる環境保全に必要な山林には、県境という県と県との境目を引く調査や、紛争を止めて、国有化の宣言をするのが望ましい。官報で公告し、明治に確立した山林地主制度を根本から見直し、環境保全林とする。そのためには、経済林に関しては、林業法人化し、相続による権利関係を株券に置き換え、持株会社を認めるなど、大きな工夫がいる。

これは、農学部をおき、林業学科をもつ東京大学と京都大学の林業学者の社会的な責任である。改革案を提案しないから、誰も見限る。僕は、中国の林業に関心がある。地球環境のためである。林業のための正式の政党があるのをご存知ですか。「九三学社」と呼ばれます。中国共産党の指導のもとにある「林業を主体とす緑色革命」の政党です。大学も、北京に林業大学があります。政治協商会議という参議院にあたる議会には、制度として割り当てられた議員数があり、国立大学にも九三学社の事務所がおかれています。公認の政党です。

孫文の三民主義による建国方略に賛同した国民党系の林業学者たちが、一九四九年に中国共産党への入党を希望したとき、毛沢東は、専門課題に徹した専門政党に必要を指導し、「九三学社」を新中国の政党として認めました。二〇〇〇年代になり、胡錦濤政権が「緑色革命」を科学発展観の採用し、天然林の永久伐採を禁じ、体系的な自然回復を図り、原則禁止していた外国の木材の輸入を認めました。それで、中国の林業学は、北欧、カナダ、アメリカ、東欧、ロシアとグローバルな森林保全に取り組んでいます。

そのとき、英語が国際標準語となっています。ゴメンなさい。


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