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心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

社長の唯一の仕事

2014-03-25 22:45:04 | 本のネタ
 指示待ち社員を作らないために工夫していることを、成果をあげている会社の実例を紹介した本で見つけた真理です。

 社長の一番の仕事は、社員のやる気を引き出すこと。
 社長一人が頑張っても、できることはたかが知れている。
 また、能力がある社員でも、やる気を持てないと成果は出せない。
 逆に能力が劣っている社員でも、やる気さえ出せば、それなりの成果が出せる。


 社員数が多ければ多いほど、社員のやる気向上による効果は大きくなるのです。
 では、社員にやる気を持ってもらうためには、何をしたらいいのでしょう?
 この問いかけに対する万能の答えはありません。

 なんだ、、、とがっかりされるかも知れませんが、万能の答えがないのは当たり前です。
 なぜなら、会社で働く社員の価値観が、一つではないからです。

 家族を養うために必要な給与がアップすることが、やる気につながる社員もいます。
 困った人のために、何らかのサポートをすることが、やる気につながる社員もいます。
 異性にモテることが、やる気に直結する社員もいます。

 多種多様な社員のやる気を引き出す方法は、各社でバラバラになるのは当然。
 社長は、自分の会社で働く社員が、どんなことでやる気を起こすのかを知ることから始めてください。
 それが、社長の最初の仕事ですから。

 社長が裸の王様にならないように、社員が本音を言える関係性を築けたら大丈夫でしょうね。
 株式会社武蔵野では、社長との飲み会への参加待ちの行列ができているそうです。。。
 見習いたいですね、そういう信頼関係を!



 本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

成功のためには、成長が必要!

2014-03-24 22:25:38 | 本のネタ
 昨日の自分と比較して、本日の自分はどんな変化(=成長)がありましたか?
 その変化は、自分が目指す方向に向かった変化ですか?
 自分で意図して起こした変化ですか?


 上記の問いかけに対して、自信を持って”yes”と回答できる人生を送っている人は幸せな人でしょう。
 そして、世間が言っている”成功”を手に入れることができる人でしょう。

 成功の定義を誤って、お金持ちになって、周囲から羨望のまなざしで見られることとしてしまうと、悲惨な結末を迎えることになります。
 あくまでも成長も成功も、自分が定義するものであることを忘れないでください。


 宝くじに大当たりして、大金を手にすることは成功ではありません。
 ましてや幸運でもないのです。

 大金を手にしても、使い方を理解していないと、周囲を巻き込んで奈落の底に落ちることもあるのですから。
 手に入れた大金を、自分自身のために使うのでなく、困っている人や社会のために使う人のところにお金は集まるのです。
 ですので、会社の利益を増やすのも、社員に還元するためや、顧客のための商品開発に先行投資するためという使い方を考えていない会社には利益が上がらないのです。

 さてさて、収益も利益も上がらずに困っている会社の社長・経営幹部のみなさま、この真実をどのように受け止めますか?
 自分の功績を残すことだけに焦点が当たっている社長は、退任された後にどんな話題になるか想像できますね。
 在任中でなく、退任後の立場を想像した経営をする社長が増えることを切に祈っております!


 本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ホメオスタシス(=恒常性)に苦しむ

2014-03-23 21:49:22 | 本のネタ
 人間は、昨日までと同じ生活を繰り返したい、というホメオスタシス(=恒常性)を持っています。
 これは、人間が生き延びるために獲得した生存本能の一部だと言えるでしょう。

 原始時代は、自分自身の危機は、すなわち生命の危機になっていたのです。
 肉食動物の獲物という立場になりえた、人間は、自分が獲物にならないように危機行動を知恵として受け継いできたのです。
 その過去の経験に含まれないことをやろうとすると、危険予知が働き、無意識のうちに抵抗を強めてしまいます。

 これが昨日までと違う生活をしようとした際に、抵抗される原理なのです。
 このことを知っていれば、新しい習慣を体得することがどれだけ大変なことなのか、理解できると思います。

 人間が持っている生存本能に逆らって、新しい習慣を取り入れるということは、命を危険にさらすことに匹敵するのです。
 たかが10分の読書、たかが10分の早起き、たかが10分の運動。
 たった10分のことを習慣にできない人が多いのは、これが原因なんですよね。

 そして、もう一つ、現代人は他人と一緒だと安心する生き物になってきたので、その傾向は顕著になっています。
 あの人もできていないから、私もできなくていいや!と安易に考えてしまうのです。
 比較の対象を周囲に求めると、こういう考えがまかり通るのでしょうね。
 ぜひ、比較の対象を、昨日までの自分自身にしてみてください。
 昨日までの自分と比較して、何も変化をしていなければ、1年後も10年後も、今と変化していないので安心してください。
 もうそろそろ、受験勉強で貯めこんだ貯金を使い果たす人生からおさらばしませんか?

 一週間の始まりである、日曜日は、今週一週間を見通すための大事な一日であることをお忘れなきよう!



 本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

自分と価値観が異なる人との関わりで、前頭葉を鍛える!

2014-03-22 21:08:52 | 本のネタ
 人間の本能欲求は3つある。
 食欲と性欲は有名なので、知っている方が多いでしょう。
 3つ目の本能欲求は、集団欲(群居本能)と呼ばれるもので、人と群れていたいという欲求です。

 人間がパートナーを見つけて、新しい家族を構築したり、会社に属していくことも、この本能の存在から考えると当たり前のことなのです。
 一方で、人間には社会性を担うための”大脳新皮質”を保有しています。
 この社会性を担う脳は、大別すると創造性をつかさどる”前頭葉”と、記憶をつかさどる”後頭葉”に分けられます。
 学校教育で知識を詰め込まれる際に活躍するのは、後頭葉。
 ただ、後頭葉ばかり発達すると、仕入れた知識で新しいことを生み出す創造性を発揮することができない人間になってしまうのです。
 いわゆる、指示待ち族の出来上がり!


 そこで、大切になるのが、前頭葉を刺激・発達させること。
 これは、決まった人とだけ付き合うのでなく、いろんな人と関わり合うことで、磨き上げることができるのです。
 ですので、精神的負担の少ない知り合いとだけ接して、生活していると、前頭葉が発達することなく、創造性に欠けた人生になる恐れが強いのです。


 現代日本では、後頭葉が発達した方々が権力を握る傾向が強いですが、これは非常に危険な状態であることに気付かないといけませんね。
 後頭葉人間は、間違ったインプットでも、権威・権力によるバイアスがかかると、あたかも正しいことのように振舞ってしまうからです。
 そぅ、自分の頭で考える力に欠けているからです。

 自分自身が後頭葉に偏っているかどうかを判断することは困難ですが、一つの目安として、今日、何回笑ったかを数えてみることです。
 10回以内だったら、アウトかな!
 5回以内だったら、既に老人の域に達していると言えるでしょう。

 ちなみに、ある本で読んだのですが、前頭葉が発達している子どもたちは、1日に300回以上、笑うらしいです!
 年齢とともに数は減り続け、70歳を超えたら、わずか2回しか笑わないというデータがあります。
 お亡くなりになって久しいですが、きんさん・ぎんさんは、本当に笑顔がかわいいおばぁちゃんたちでしたね。

 あなたは、どんなおじぃちゃん、おばぁちゃんになりたいですか?!
 そして、今日を振り返り、そういう人になれる一日を過ごしたと言い切れますか?
 今からでも遅くはありませんよ、笑いましょ!
 笑うことは、人間に与えられた特別な能力ですから。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。



自分が提供するものは、投資されるもの?浪費されるもの?

2014-03-21 20:23:45 | 本のネタ
 お金を貯めるコツを学んだ際に私が理解したのは、記録すること。
 しかも、消費と浪費、投資に分類して、記録するということ。

 本当に騙されたと思って、ノートに記載するようにしてみてください。
 浪費に区分するお金の使い方が多いことに気付きますから。


 ここで視点を変えて、自分が提供するものがお客様にとって、浪費になるのか、消費になるのか、はたまた投資になるのかを考えてみることをおススメします。
 間もなく消費全が8%に増加します。
 これまでと同じお金の使い方をしていれば、財布の中に残るお金は減少するのは自明なこと。
 増税の是非を議論するつもりはないので、増税されることはやむなしとして、話を進めます。

 多くの人々は、経済的な面で余裕しゃくしゃくの生活をしていないでしょうから、増税後も財布に残るお金を変えないように工夫するでしょう。
 その際、改善の切り口は、浪費の削減から着手する人が一般的なのです。
 ということは、浪費対象のものを提供していると自負している人は、かなり工夫が必要になるでしょう。

 もちろん、高級レストランでの食事や高級車に乗ることを浪費と考える人もいるし、投資と考える人もいるので、完璧に提供側だけでコントロールできないのは事実です。
 しかし、消費者側で、投資や消費に分類してもらえるようにアピールすることを怠ってはいけないでしょうね。


 私の今の仕事は、消費対象を提供していますが、将来的には投資対象になるサービス(自己成長サポート)を提供できるようになろうと画策しております。
 投資対象を提供できるようになれば、社会全体の成長に貢献できるため、宇宙全体のバランスにも合致できます。
 もちろん、自己成長を目指す人が皆無になることはないので、自分が必要なお金を確保するという観点でも安心できます。

 今一度、自分が提供している商品・サービスの提供価値を振り返り、お客様が投資している感覚になっているのかどうかを考えてみてくださいませ。



 本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。