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心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

自分と価値観が異なる人との関わりで、前頭葉を鍛える!

2014-03-22 21:08:52 | 本のネタ
 人間の本能欲求は3つある。
 食欲と性欲は有名なので、知っている方が多いでしょう。
 3つ目の本能欲求は、集団欲(群居本能)と呼ばれるもので、人と群れていたいという欲求です。

 人間がパートナーを見つけて、新しい家族を構築したり、会社に属していくことも、この本能の存在から考えると当たり前のことなのです。
 一方で、人間には社会性を担うための”大脳新皮質”を保有しています。
 この社会性を担う脳は、大別すると創造性をつかさどる”前頭葉”と、記憶をつかさどる”後頭葉”に分けられます。
 学校教育で知識を詰め込まれる際に活躍するのは、後頭葉。
 ただ、後頭葉ばかり発達すると、仕入れた知識で新しいことを生み出す創造性を発揮することができない人間になってしまうのです。
 いわゆる、指示待ち族の出来上がり!


 そこで、大切になるのが、前頭葉を刺激・発達させること。
 これは、決まった人とだけ付き合うのでなく、いろんな人と関わり合うことで、磨き上げることができるのです。
 ですので、精神的負担の少ない知り合いとだけ接して、生活していると、前頭葉が発達することなく、創造性に欠けた人生になる恐れが強いのです。


 現代日本では、後頭葉が発達した方々が権力を握る傾向が強いですが、これは非常に危険な状態であることに気付かないといけませんね。
 後頭葉人間は、間違ったインプットでも、権威・権力によるバイアスがかかると、あたかも正しいことのように振舞ってしまうからです。
 そぅ、自分の頭で考える力に欠けているからです。

 自分自身が後頭葉に偏っているかどうかを判断することは困難ですが、一つの目安として、今日、何回笑ったかを数えてみることです。
 10回以内だったら、アウトかな!
 5回以内だったら、既に老人の域に達していると言えるでしょう。

 ちなみに、ある本で読んだのですが、前頭葉が発達している子どもたちは、1日に300回以上、笑うらしいです!
 年齢とともに数は減り続け、70歳を超えたら、わずか2回しか笑わないというデータがあります。
 お亡くなりになって久しいですが、きんさん・ぎんさんは、本当に笑顔がかわいいおばぁちゃんたちでしたね。

 あなたは、どんなおじぃちゃん、おばぁちゃんになりたいですか?!
 そして、今日を振り返り、そういう人になれる一日を過ごしたと言い切れますか?
 今からでも遅くはありませんよ、笑いましょ!
 笑うことは、人間に与えられた特別な能力ですから。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。