
そこで長い筒に補正し、更にもう1本追加して仕掛けたけれど、真夏の温度では、中にトカゲの餌となるだろうバッタ類も入れてみたものの衰弱が激しく仕掛けるのは中止にした。涼しくなりトカゲの持ちも良くなってから仕掛けようとの魂胆だった。
ところがである。涼しくなったら今度はトカゲが見つからない。日向でも石や丸太の下でも影すら認められなかった。かくしてシロマダラの捕獲は頓挫したのだった。が、それでも諦めないのが「年寄りの冷や水浴びせ」で、今度は越冬場所を提供し捕獲しようと越冬容器を設置する事にしたのだ。
越冬場所を提供し捕獲しようとする試みは過去1回行っている。この時は厳冬期に廃棄されていたビニールの間で冬眠体で3匹見ていた事を参考に不織布、土嚢袋、肥料空き袋などを重ね数カ所に設置したけれど入らなかった。
今回はコンテナに入れた木屑や木片の間に入り越冬場所とするかのようにいたのを見ていたから、コンテナに落ち葉と鉋屑を混ぜ中は2段にして雨風が入らぬよう覆いをして設置した。入るかどうか分からないものの、まあ、遊び・暇つぶしの類であるが、シロマダラの習性を理解していないのに「そう行動をとる」前提で捕獲器を用意しているのも幸せ者の行う行動である



