トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヤブヤンマの産卵

2017-06-23 | 小父のお隣さん
 ウシガエルの駆除で水抜きをした三日月池に水量が戻った。干上がる前に、降り始めから230mm以上の雨量があったお蔭である。これで、この池の今期は全滅という事態は免れた。

 安心して帰ろうとしたところにヤンマ型のトンボに気が付いた。良く見かけるクロスジギンヤンマでは無い。産卵していて小生が動いたから飛び上がったのである。こうなれば今期比べ、いいえ根気比べで、今期はマネキンで静止姿勢の訓練を積んだ小生だから負けるはずがない。
 程なく地表に降り産卵を始めた。産卵が地表だから「ヤブヤンマ」と観たのだが確証はない。記憶にあるヤブヤンマの体色は茶系なのだ。とりあえず数枚撮影した。

 作業を終え帰ろうとする頃、S氏から電話があってアップしていたトンボや謎の巣の見解がもらえた。今日の産卵個体を話すると「ヤブヤンマ」が即座に出てきたが、小生の記憶ファイルは小さいので茶系にこだわりがある。自宅で確認したら茶系もあるけど黄色と黒も普通に存在するようだった。

 胸から腹部の側面が綺麗な縞模様でないけれど、どちらもあるのが図鑑で確認できたからヤブヤンマなのだろう。この三日月池の崖と沈泥池擁壁の苔、二つ池への落ち込み部の崖などで産卵する場面に遭遇する事が多い。
 まあ、ヤブヤンマが出現する季節になったと言う事で、今期初観測である。

               

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