ここ二日ほど足の小指と薬指の間に痒みが出る時があった。気温も高く蒸れる長靴内では「水虫だろう…」と思いつつ入浴時でも広げて確認はしなかったのだが「何時まで放置も出来ん」と夕食後に指間を開いてみたら黒い皮のようなものが付着している。それも剥がれた皮のようにヒラヒラするのであった。「こんなところに水泡や血豆などは出来ていないはずだったし⁉」と摘まんだけれど取れないのである。両側の皮膚の状態は健康で剥けた痕跡は無い。
足の小指と薬指の間だから手の親指と人差し指では摘まみにくいのは当然なのだが引っ張ったら「プチッ」という感じで外れたのだが、確認してびっくら仰天玉手箱・・・。なんとそれは巨大なダニだったのである。マダニには噛まれた事があったのだがゴマ粒程度の3匹だけの体験で、体長6~7ミリに達するダニなどいるとは思っても見なかった。しかし間違いなくダニだけれどマダニとは思えなかった。
結局は撮影してAIに判断させたのだが「マダニ」の判定が出た。二日前後は喰いついていたはずだが膨れてはおらず吸血していたかどうかは不明だけれど噛み跡からは出血したから吸血できる状態であった事は間違いない。問題は感染症を媒介する個体であるかどうかだけれど潜伏期間もあるし数日は要観察が必要だ。現実問題として「何時付着したか?」だが中旬は腰痛で自宅謹慎でその後は抜歯があって翌日は休養日としたから、26日のオオカナダモ抜去の日あたりが確率が高いだろう。上の池の畔でゴム長から胴長に履き替えているのだが素足ではなく常時五本指の靴下を履いていた事を考慮すると「足の指間」に入ったのは意外でもあり謎でもある。