トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

琥珀と見紛う

2010-07-30 | 小父のお隣さん

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 草刈りの途中、涼むために立ち寄ったカラスザンショウの幹に琥珀が鈴なりだった。正しく言えば琥珀に見える樹液が沢山吹き出ていたのだ。カラスザンショウの樹液は初めてだから、本当に樹液かどうか確証はない。ちなみに幹には蟻の往来が活発だったがどの一匹さえ関心を示さないのだ。食料にならないのは確認できた。

 触れると硬いものもあるし、ゆっくりと潰せる硬さのものもある。一見、大きなイクラか水飴の様にも見えるが、こういうものが地中に埋もれて琥珀に変性していくんだなを髣髴とさせるに十分な琥珀色の樹液だ。なんだか枕状溶岩の成り立ちと同じような感じだが、集めてコレクションしても楽しめる色合いと形だった。

 暑さと疲労で息も絶え絶えの時、こんなことでも十分気分転換にはなる。

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