
世話している訳でなく、勝手に産卵し羽化し飛翔しているだけのトンボであっても、何となく絆があるような気分なのは耄碌したせいもあるのだろう。12月になって姿を確認できているだけでもビックリなのだが、まだ交尾しているカップルがあったのもビックリだ。まあ、トンボの生態を知らないからそうなだけかもしれないけれど、大岡越前守母堂が火鉢の灰を掻いて示唆した故事からすれば、至極当たり前の性態、いいえ生態なのでしょうなぁ。
ところでトンボの野合を熱心に撮影しようとしていた小生は「変態」に相当し軽犯罪法に触れるのだろうか。答えが見つからないと今夜は眠れない…。


