トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ジガバチの引き込み箇所

2022-08-24 | 小父のお隣さん
 蜂満神社の巣房を観察していたら稈孔を閉じるのに砂礫を使っているのに気が付いた。ハキリバチやドロバチの仲間3~4種が利用しているのだが泥を詰めるでもなくヤニを詰めるでもなく煙突でも無い初見とも言える閉じ方なのだ。
 その場所の記憶がよみがえってきて「なるほど!」と思わずにはいられなかった。ここを利用したハチは砂礫を詰める習性だから当たり前なのである。

 そこはジガバチが狩ってきた幼虫を引きこんだ稈である。その時のS先生の観察で「その後も引きこんでいた」とおっしゃっていたので3カ所の砂礫で閉じられた部分は恐らくジガバチの仕業と言って差し支えないだろう。本来、地面に穿った巣穴の中に餌となる幼虫を引き入れて産卵し閉じる習性のジガバチだから綴じ蓋は松脂でも無く泥でも無く砂礫なのは当たり前田のクラッカーであろう。写真を比較対照して一目瞭然だった。

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