トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

女王様ごめんなさい・・・

2023-06-08 | 小父のお隣さん
 「女王様ごめんなさい」なんて表題をつけても鞭や蝋燭を持った女王様の前にひれ伏す小生を思い浮かべる向きは居ないと思うのだが小生的には「ごめんなさい!」の心境なのである。
 泥水池のカサスゲやミソハギが繁茂してきて水見回りもトンボの確認も出来難くなったのでルートを維持するために草刈りに入ったのだが丁度そのルート脇のアキグミの枝にコガタスズメバチの巣があった。脛の高さだったしカサスゲに埋もれ確認するのが遅れて肝を冷やしたのだが、まだこの時期は女王バチ1匹での巣作りだから集団で暴行を受ける心配はない。
 それでも「たまたま巣を離れていた時で」あったかどうだかは確認できないけれど働きバチが稼働する様になれば留守番は必ず存在するから襲撃を受けた可能性は高い。

 女王様1匹でようやくトックリ状の外殻まで完成したのにエンドロールを出すのは忍びないけれどルートを刈ればほぼ毎日通る場所で足元から蜂の襲撃に遭うのは御免なので先にごめんなさいをする事にしたのだ。昨年の事だが自宅リビングの雨戸シャッターの下縁にコガタスズメバチが巣作りを始めたから窓ガラス越しに眺めていたのだが外殻と巣房を同時に作り始め巣房が複数出来た頃合いで産卵もした。
 疲れるのかどうかは知らないけれど日中から巣房を吊り下げている柱に抱き着いて動かない時も多く見ていた。小生的には「一人で全部を行うから疲れるのだろう…」と観ていたけれど後日の科学番組のスクープ映像とかでその様子を放映し「卵を温めている」と解説したのにはビックラコいてしまった。「蜂が抱卵⁉」未だに疑問の残る解説である。


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