トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ワルナスビの駆除はスポットで

2023-05-22 | 今日は真面目に
 毎年、駐車場のワルナスビの駆除を続けているけれど未だに根絶できていない。昨年も根絶のためにスポット散布の手筈を整え株が大きくなるまで待っている段階で坊主刈りされてしまい機会を失ってしまった。
 ワルナスビの侵入は恐らく里の奥にある里山公園から持ち込まれたものだと推測するしかないのだが現地は繁茂しているし其処と当地をシャトルするグループが活動しているので「それ経由」に違いないと考えている。それはともかく発見当時は一株一株ゴボウ根を掘りだして抜き取っていたものの余りにも手数がかかるし効率が悪く結果的には葉面散布式の除草剤を一株毎に散布して処理しているのだがそれでも根絶できていない。

 今回、散布した株は10株程度だったから「減った」とは言えるけれど根絶ではないので遅い萌芽株が出てくれば今期はもう一回のスポット散布で、経過によってはもう一回は行わねばならないだろう。
 スポット散布で狙い撃ちし消滅させる手数は周囲にはほとんど分からないし、そもそも「ワルナスビを根絶させる」タスクなんて余人には想像もつかない行為でもあるが「里山保全」」や「環境保全」に名を置いている以上、避けては通れないタスクでもある。まあ、人知らずである行為の積み重ねで今のフイールドが出来たのである。

 使用した薬剤は3年目の物で使用期限は特段に留意しなかったけれど写真の様に効果が悪くなっている。噴霧はたっぷりと行って新鮮な薬液の場合、数時間で薄茶色に変色し萎れていたはずなのに翌日・翌々日とも変色はしているが萎れてはいない。使用期限を確認していないので何とも言えないけれど「散布後は効果を及ぼし早めに分解する云々」と取説にあったので経時劣化は早いのかも知れない。

 処理前 ➡  3時間後 ➡  翌日 ➡  翌々日 

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