産卵が遅れるかと思っていたアズマヒキガエルの産卵だが、なんとか標準期内に産卵が始った。けれど個体数が少なく、やはり例年とは異なる感じでまだガマ合戦には至ってはいない。そんな水中の卵体を眺めていたら近くにカップルが沈んでいる。我慢比べをすれば呼吸をするために頭部を出した状態を撮影できるのだがそんな「他人の逢瀬に付き合っておれるものか!プンプン」であって、なかよく蚤の夫婦ならぬ蝦蟇のカップルなど眺めていたくは無い。姥捨て山の孤爺としては人恋しさが募って来るだけである。まあ、今となっては回想療法に過ぎないけれど、想いだす事も出て来るのだった。あの人もこの人もみんな、つつがなきや?。