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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

オオカナダモの抜去 2回目

2025-06-27 | 小人閑居して憮然

 前回、1回目の抜去は5月27日だったのでほぼ一カ月ぶりの抜去となる。昨季の豪雨続きで泥土の堆積著しく「もしかしたら埋没して根絶か⁉」と期待半分だった今期だったが全くの片思いになった。道理で11月から肩痛で、未だに腕が重いはずである。それはともかく今回は2回目の抜去と相成った訳だけれど水温の上昇と日照時間の増加で繁茂は一層スピード感を増すのだろう。今回は既に足浴バケツ半分ほどの抜去量になった。

 目視で確認できた水面下の量ではこれほどになるとは思ってもいなかったものの、ほぼ半分は葦の茂みの中から抜去した物である。抜去し難くかつ見落としし易い環境でもあるからそのせいもあると思うけれど、どちらにしても根絶に至る道のりは根気・継続しかないだろう。根負けして抜去を止めれば今期で池一杯に満ちてしまうのは明白な繁殖力だからなんとも厄介な植物ではある。

 定着してしまった発端は何者かが投げ込んだ事による。他方、水鳥の脚に絡まって運ばれた可能性も無い訳では無いけれど、同時期にフイールド各地の水溜りや水槽に「アマゾンフロッグビット」も投入されていたので人為的なもので間違いないだろう。冬季、水域に入りヒシの実を泥中に押し込んで去る人物はいまだ健在だし、植え付けたばかりの苗木やササユリなどの盗掘も絶えず環境破壊に熱意を注ぐ輩はどこにもいるのだと痛感もするし憤慨もするし無駄な骨折りも続けさせられるしアキレス腱まで切ってしまったし…被害には事欠かないのである。

 まあ、ばらまきやかすみ盗りはフイールドだけの所見ではなく広く一般的になってしまったが、ともかく容易だし自らの苦労も後始末も無く「小人は利に敏い」の言葉通り、利益誘導にコスパ最高!であろうから魑魅魍魎達には堪らん手段であろう。後の始末や影響など考慮する必要もない濡れ手に泡みたいな感じ・・・。池に立ち入って作業中、至近の林内で盛んにサンコウチョウが鳴いてきた。向き位置を変えて確認しようとしても泥中に入り込んだ胴長の脚はなかなか抜けない。真竹の杖を頼りに移動しなければならない環境なのでその一歩に奮闘努力がいる。

 


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