二度目の大寒波は最初の寒波より強い。連日氷点下で最高気温も一桁のままではお山詣では休止である。血行不良で痛みが出る肩には冷えは何より悪い。活動している時点で痛みは伴わないものの夜間疼痛として現れるので予防するためには冷やさないのが優先事項である。だからと言って図書館から本を借り出しても上半身の固定姿勢で痛みを誘発するし、睡眠誘導剤代わりに読書をしていたのが習慣だったけれどこの寒さの中、腕と肩を布団の上で固定しつつ読書するなんて痛みの要因の一つと理解してからは長年、連続して借りていた図書館通いも止めている。
そうなると日中の暇つぶしを考えねばならないのだが工作も粉塵が出るから室内では無理でまあ、大寒波を凌ぐだけなら「何でも良しか⁉」とかねてより仕掛け中の資料の製本を行う事にした。今回フイールドの水域に水を送れなくなる事態が現実的となって、資料も「終焉」を意図した内容に一部は変えなければならない。そんな折、たまたま大学の生物学科の教授が「フイールドの様子を知りたい」と希望して来たと知らせがあって受ける事にしたのだ。まあ、これも終焉の前の蝋燭の炎のようなもんかも。
そんな事で事前に様子を知っておいた方が無駄がないだろうと資料を送る事にして急遽製本をしたのである。行政担当部署用に送付するのはまだ印刷しては無いので自分用1部、資料提供をしていただいたS先生に2部、大学のT教授に2部と都合5部印刷製本して出来上がったのはすぐに投函したのである。これで一応一安心で、残りの増刷分は雨の日の手慰みに行えば良いだろう。全体を見れば書式の整ってはいない記述の集合体であるけれど、現状を知るに不都合があるはずも無いので校正・統一感のために時間を遅らせるより配布を優先した。何と言っても東西の横綱級と比較した部分と水源断念の部分が要でもあるから、これを生物学科で閲覧してもらえれば打開策に繋がるやも知れん⁉、と言う淡い期待もあるのだ。綴じ合わせてみれば紙数70枚の力作⁉になっている。卒業論文でもこんなに書かなかったわい。