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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ジョウビタキ到着!初見だ。

2023-10-22 | 小父のお隣さん

 庭でマデバシイを植え付けるための用土をふるっていたら何時もとは異なる鳴き声がする。見上げれば隣家のTVアンテナで鳴いていたのだ。何となく気にはなった鳴き声だったけれどアンテナに止まった姿は小さな小鳥という風情でジョウビタキとは思えなかった。

 ところが、である。リビングのカーテン越しに見えた姿はまさしくジョウビタキのそれだった。あわててカメラを持ってきてカーテンの隙間越しから撮影できたのだが思った通りのピンボケである。背景が斜めなのでしっかりピントは合わないと思っていたけれどピンボケの写真を載せる様は口惜しいものがあった。それでも見ればジョウビタキと判る模様だからアップしたけれどピンボケ多いタフカメラで行くかしっかり写せる鏡胴式カメラで故障を覚悟で使用するかそれが問題だ!。

 カーテンの隙間から動きを追っていたら庭に降りて虫を啄んでいる。除草もしっかり行わないし枯草も片付け不十分の環境のせいで虫がいるのだろう。庭で見たけどフイールドではまだ鳴き声は聞いていない。冬鳥が入ってきたしアサギマダラも飛翔し産卵していたしいよいよ冬の到来まじかなのだが我が懐は年中厳冬期であり脳裏は年中幻燈気であるわい。

      


冬の用意も来期の用意も・・・

2023-10-22 | 今日は真面目に

 先月の事、すでに十五夜は過ぎたとはいえこの日の最高気温は33℃にまでなって草勢と対峙するのも青息吐息で桃色吐息なんて新婚の頃にあったかどうか定かではなくなったのである。まあ、過去はともかく次の春には「花咲く爺さん」になれるだろうと冬の間は陽だまりとなり越冬昆虫も姿を見せるし孤爺も背中あぶりをするトンボ池周辺を整えた。背丈のある繁茂した草勢は高刈りして部外集積する。これから花期を迎えるタイアザミなどは残しておく。

 繁茂した草勢を枯れるがままにしても良いのだがそうすると早春の草花の萌芽に支障が出る。冬季でも日当たりが良く北側が尾根の突端で季節風が廻り込まないこの場所は越冬孤爺のお気に入りだし日当たり良好の物件なので空き家に見えるのは厳冬期だけである。その時だけは小生とS先生、Sさんの一匹二頭の独占場となる。今回は高刈りし集草し集積場所は食草園の林床へである。落ち葉の頃はここに大量に落ち葉を敷き詰めているのだが1年も経過するとほとんど痕跡はない。田んぼ跡なので表土は薄く貧しいと思えるから草本はともかく木本類への有機物なので個々の樹木は全てが食樹であるから特に土壌は大切に醸すのである。

 高刈りした後も集草した後も写真ではほとんど変わりがなく見える。高刈り作業は到着して直ちに取り組んだので作業前の写真を撮らなかった。そのため比較は見れないけれど一見して通路があるようには見えない状態だったのだ。集草後、しばし時間の余裕があったから林内からヒガンバナを掘り取り崖下に列植した。これにより来期は葉を広げ花芽を作りお彼岸の頃には今期の花数より多い開花が望まれる。で、アゲハ類の吸蜜に訪れる姿を指呼の距離で楽しめるはずだ。

 ここの道端一列に彼岸花が咲くと思うと少々身震いが来る。先は暗い樹林の中で「黄泉路の入口かいな⁉」ときっと思うだろう・・・。姥捨て山では赤い曼殊沙華に導かれ冥界へと歩む、なんて聞いてはいないけれど戻った人は居ないので聞く訳も無いか。