さすがに元旦から土掘りと言う訳にもいかず、さりとて正月は出来ない事情もあって「待てない性格」の小生としても山神様や水神様に「忌憚なく」大みそかと元旦も構わず作業・設えは出来なんだ。まあ、せめてものと言うべきか形ばかりと言うべきかやむを得ず休日としたのだ。
とは言え明けて2日は「箱根駅伝」という大イベントがある。朝食後に迷いは生じたものの「ニュースで観れば事足りる」と思い直して出かけた。
それと言うのも2月に入ればニホンアカガエルの産卵が始まるし、昨季に田植えから稲刈りまでに供した棚田部の植生回復は二度にわたるスキンヘッド刈り払いと踏み付けなどで無理となり土用干しで破壊されたオーバーフロー部の再構築も含めて処置しなければならないのが早急の課題なのである。
漏水防止の埋め立て用土を削り出しながら調達していた年末、回復不能のエコトーン張り出し部の盛り土をソックリ埋め立てに回し空いた水域に絶滅が危惧されるミズアオイの繁殖水域に変更する案が浮かんだのだ。陸域から水域への変更は部分最適化も全体最適化からも結論は出ないのだが、植生から見れば適多様化は成立する。
てなもんや三度笠、で早速の掘り取り作業となった。スコップで掘り上げ棚上の一輪車まで運び運搬するの繰り返しをどれくらい行っただろうか…。ようやく突き出し部の採土が終わり、残りは一晩水に浸して砕土して均す事になる。ミズアオイは日当たりの良い浅い水域を好むので棚田部の他の水域よりも水深を浅くする設えが必要でそのためにも囲いを要するのだった。
突き出し部残りは粗く砕土して水浸けしておく
作業終いに眺めていて懸念が浮かんだ「威之志士様の跋扈蹂躙、食害に遭わずに済むか⁉」である。水陸両用の鬼畜だし昔は食用にもしていたミズアオイである。枠囲いを水域の中央部に設えてみる案も浮かんだけれど二本足の猪様からは被害を遠ざけられても四本脚では太刀打ちできないだろうと今期は様子見とする。
どうなるか分からないまま砕土し泥を均して播種を急がねばならない。ミズアオイの発芽も「早い」とあったから土に落ち着くまでの時間は用意せにゃならない。
とは言え明けて2日は「箱根駅伝」という大イベントがある。朝食後に迷いは生じたものの「ニュースで観れば事足りる」と思い直して出かけた。

漏水防止の埋め立て用土を削り出しながら調達していた年末、回復不能のエコトーン張り出し部の盛り土をソックリ埋め立てに回し空いた水域に絶滅が危惧されるミズアオイの繁殖水域に変更する案が浮かんだのだ。陸域から水域への変更は部分最適化も全体最適化からも結論は出ないのだが、植生から見れば適多様化は成立する。


作業終いに眺めていて懸念が浮かんだ「威之志士様の跋扈蹂躙、食害に遭わずに済むか⁉」である。水陸両用の鬼畜だし昔は食用にもしていたミズアオイである。枠囲いを水域の中央部に設えてみる案も浮かんだけれど二本足の猪様からは被害を遠ざけられても四本脚では太刀打ちできないだろうと今期は様子見とする。
どうなるか分からないまま砕土し泥を均して播種を急がねばならない。ミズアオイの発芽も「早い」とあったから土に落ち着くまでの時間は用意せにゃならない。