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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

杉の葉の芳香蒸留水

2020-12-08 | 何よりの楽しみ
 寒くなった。入浴のひと時は最も「幸せー!」を実感する一瞬でもある。市販の入浴剤は多種多様だけれど「香料」の臭いは「香り」でなく「臭い」としてしか感じない小生なので冬に欠かせない柔軟剤もあえて「無香料」を選ぶしかなくなった。どうして「香料入り」、あるいは「香り強化」の柔軟剤を使いたがるのか小生は理解できない。もう「いやーな臭い」そのものなのだ。

 入浴剤も同じなものの柔軟剤よりは臭いを押さえた処方なのだろう、我慢の限界には至らない。さて杉の葉の芳香蒸留水だが杉の葉の入浴剤としての効能効果に「保温効果」が太字で表示されていた。他はヒノキの葉と同じなので今回は初めて杉の葉の芳香蒸留水を入浴剤として入浴してみるのだ。

 初夏に採集し乾燥してあるビワの葉も芳香蒸留水となる時を待たせたままなのだが、解説に「アレルギー反応が出る場合もあります」とあって今のところはカーテンレールの端にぶら下がったままである。
 さて作った芳香蒸留水は芳香の程度から言ったら弱めでヒノキのほうが精油分が多い感じもするものの「入浴感」は入ってみなけりゃ分からんのだ!。最初の添加は100㏄からやってみる。

 入浴感としては香りはヒノキなどの方が勝る。浴室に入る時、僅かに匂っただけであった。だだ湯がまろやかになった感はあって、静かに目を瞑っていると湯の中に沈んでいる感じがしない。湯が無いように感じる感覚は初めてだった。効能書きに太字であった「保温効果」のためだろうか早朝の布団の中でも肌に軽い刺激感があった。日を改め再度使用してみればある程度の確信は得られよう。考えてみたら、わざわざ芳香蒸留水にしなくとも生葉を浴槽に投げ入れるか煮出せば良いのだった。

 その生葉を煮出して使ってみた。芳香蒸留水とは微妙に感じが異なる。考えてみれば芳香蒸留水は気化した分を水滴に戻す。煮出しでは気化成分は飛び去っているが抽出分は湯の中だ。この違いだろうと見当は付いた。たまたまなのかどうか確証は無いのだが何時も冷たいままの三角筋の肌が翌朝も温かかった。そのため痛みが軽い。
 まあ、遊びとは無駄の塊、棚ぼたあればなお結構、てなもんや三度笠。

「勘ぶり屋大暴発!」少しばかり正気に戻って…

2020-12-08 | 何よりの楽しみ
 玩具なのか飾り物なのかジャンル不明の工作になってしまったが、成長期のみぎり、「バッカリ食」なんて食生活が当たり前にあったためか、その摺り込みでも無いだろうが「バッカリ工作」にもつながってしまった。まあ、ありていに申せば「馬鹿」という事になるのだろうが批判や指摘は右から左にするう。

 木製三葉虫は幾つ作っただろう。既に4体は人手に渡っても残りは20体を超える。そろそろ店じまいしたくてけじめの一品を作る事にした。簡易的ではあるものの化石の実物に近づけた一品である。新たに材料を購入してまで作りはしないが、「何かの時に使えるかも!」とストックしてあった薄板が丁度良い様に思えたためもある。
 胸節数も実態の数に添うようにしたが、バリエーションが多くて何が大勢なのかようわからんのが三葉虫だ。それでもモデルを決めてパーツを繋げたのが写真の物。出来栄えを爺我自賛すれば百点満点と言いたいところだけれど、体型の小判型が少々不出来だった。それというのもウッカリ量産型の切り方をしてしまったからで注意散漫、俯瞰的視点の欠落が顕著になっている。

 パーツの数が多くなるし全てサイズが異なるなど、省力化とは逆方向で量産には不適だけれど1点くらいは「まとも」に作っておくのも良いではないか。作ったモデルは「眼が無いタイプ」なので眼を入れないままであるけれど、これに眼球を付けても違和感が無いのが三葉虫の面白さ、かな。フイールドではカナカナゼミはとうの昔に静まったけれどシュレーゲルアオガエルはまだ「キリリ、キリリ」と鳴き声を立てている。まあ、もう切り上げなさいよというサインかも・・・。