goo blog サービス終了のお知らせ 

トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

機関車トーマス、運転室と汽缶部の接合

2020-01-19 | 何よりの楽しみ
 架台にのる二つの主要部を一体にする結合は接着で済ます。従前は位置決めの捨てピンを加えていたのだが、それは順次架台に固定していたからで、架台に固定するねじ止めを行う時にミリ単位にもならないズレが生じてしまう。これが出来栄えにも関わり嫌なので位置決め捨てピンは欠かせなかった。今回、手順の変更をしたことで省いたものの、クランプで圧着した時にクランプの締め付け時の回転が伝わり、やはりズレが出てきた。
 予想通りではあるけれど、補うために接着剤を塗る前に取り付け位置に罫書き線を入れておいたので固い平面の上で据わりと左右の塩梅が均等になるよう注意修正しながら締め付ければ一件落着だ。あとは一晩待つだけである。
 五台製作するうちのもう一台は、運転席が従前の残りもので架台床の底部からネジ取り付け式だったから、今回は別口扱いで従前の取り付けと同じに行う。

 部品単位の誤差は集約するほどに大きな誤差や歪みとなって現れる事は承知でも、今回の結合で現れる誤差や歪みには思い至らなかった。接合した上部を架台床板に取り付ける時に判明した誤差や歪みは、今回のように大きな構成物にしてしまった後からでは修正しにくいのだった。要は「誤魔化し」で取り繕う羽目となる。
 機関車でありながら誤魔化しで糊塗乗り切るのに躊躇は不要で、日々のニュースに黒い機関車の運転室と汽缶部の誤魔化しのお手本はいくらでもある。