goo blog サービス終了のお知らせ 

トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

「朝令暮改」は吾が本質

2019-08-04 | 小人閑居して憮然
 管路の移設で漏水は止まった

 昨日の今日なのに「やっぱし…あーあ」とガックリした。導水管の変更部を眺めての話である。これは前日の管埋設前から感じていて掘削する前に「管の寸法を測り地面に落とす」算段を省略した結果で、いわゆる目見当である。メジャーを当てるだけで済む確認を「した方が良い」と思いつつ外したのは「気乗りがしない蒸し暑さ」にもあった。

 結局、再度掘削を行い導水管を30㎝引き込んで据える羽目になった。前日より掘削は楽だったと言えるものの、これは「無駄汗」では無い。前日の作業が「無駄骨」だったのであった。「熱物に懲りナマスを吹く」とは異なるが今回は水準器で「水勾配」の確認までした。ほんと「一手間惜しんで重大インシデント」なぞ世間に星の数ほど存在する。

 引き込んだ結果、取水口への流れの抵抗を減らしただけでなく管路と流路の間の堤幅を広く出来る。これが漏水を防ぐ物理的効果をも上げる。
 主に生物由縁の漏水は管外周に沿って潜り込むイモリやサワガニ、モクズガニなどに由るのだけれど流路側からも侵入する。植物根などがその糸口になる事も多く、堤や畦の底辺を幅広くする事で漏水を遅らせる。

 今回、今までの管路を廃して流路から遠ざけた事で、とりあえずダダ漏れ漏水は根絶した。掘削土の一部を流路の法面補修にまわして埋設土が不足してしまった。この部分の強度は不要なので泥浚いして調達する。ホント三途の河原の石済みの日々で積めば崩される積めば崩される、詰む事の無い諸行無常・・・。まあ、蒔いた種は自分で刈り取る羽目、破目派!

 再掘削   ➡     水勾配を確認   ➡     埋設完了

朱を塗ったようなヒキガエル

2019-08-04 | 小父のお隣さん
 三日月池の周囲を刈り払っていた時の事。ほとんどがカサスゲで繁殖著しい。水域内にも好んで侵出するから除草もせねばならない段階になっていた。
 池の端を刈り進めていて瞬間的に刈り刃を逃がした。刈り払ったカサスゲの下にヒキガエルがいたのである。凸凹の肌の窪みは朱色に見える。写真では判り難いのだが視覚的には結構な朱色だった。
 それも驚きだったけれど高速回転する刈り刃が頭上すれすれに横切っても動じもしない度胸と言うか胆力とでも言うのか感心した。小心者の小生なら首を刎ねられていただろう。
後ろ脚のあたりは泥を掻き交ぜた痕跡があったから居心地よくしようとしていたのかもしれないけれど撮影まではおとなしかった。
 続きの刈り払いに入った途端に池ポチャしたのだった。さすがに円盤がブンブン接近すればスズメバチより怖い。

                   猛暑ひとしお熾火のようなガマの肌

                   オラ勝ったガマが飛び込む水の音

                   我慢解き遊べや連れの無いカエル