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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

クロコノマチョウ羽化体

2019-07-03 | 小父のお隣さん
 上の池の泥浚いに行った。先日の葦抜き時、クロコノマチョウの幼虫や蛹が多数いた範囲は抜かずに残しておいたのだが、その葦にクロコノマチョウがいる。遠めだがよく見ると横に抜け殻が見える。外殻だけになると透き通って見えるから判断可能だ。

 羽化したチョウと外殻が同時に見れる機会は無いに同じなので、撮影したけれど、寄れば手振れが酷くなるし寄らなければ何だか分からない単なる風景写真だ。まあ、どっちに転んでも鮮明さは期待できない位置であった。殻を採集したかったが池内に立ち入るにはバカ長が必要だ。

                    

今日のとんぼ「コフキトンボ」

2019-07-03 | 小父のお隣さん
 この日、本格的な梅雨空になってフイールド作業に出かけたのに30分足らずで追い払われてしまった。帰宅しても夕方までは長い。そこで近くの遊水地へクチボソ釣りに出かけた。言わずと知れたカワセミのご馳走にするためである。2時間立ちんぼして当たりは皆無だった。

 霧雨にも関わらずチョウトンボ、ヨツボシトンボ、コシアキトンボなどが近くに来る。フイールドでは観察できない種類なのだ。そんな中に「シオカラでもないしシオヤでもないなあ」と思えるトンボが目に付いた。シオカラトンボ風なのに腹節の二つが濃色だった。
 見当もつかずケータイで撮影しネットの図鑑対照したら「コフキトンボ」らしい。開いた図鑑の中に小生でも「違うでしょ!」と言いたい写真があったけれど、あの分量を集約してあるだけに単なる記載ミスなのだろう。まあ「弘法も筆の誤り」「トンボも貼り付けの誤り」か。

 コフキトンボの写真も小生の写真と異なる色調の掲載があって、これは個体差や地域差なのかどうか、そこまでの説明は無かった。

                   

「林接した池」堤の再構築 1

2019-07-03 | 水辺環境の保全
 あれもこれも棚上げしたままでぶら下がっている。身体はひとつなので粛々と行うしかないのだ。俯瞰すれば全てが中途半端でけじめが無いけれど、優先順位は刻々変化するし「思わぬ風倒木」や「大量漏水」などは突然と訪れるから悩んでも始まらない。まあ「悩んでもいいや」と思える事が一つだけある。それは禿げ頭だと言う事で「脱毛」の心配は皆無になった。人生、苦労の後には平穏が訪れるのである。

 溜まった雨水が程なく涸れると言う事は「池の底からの漏水もある」事なので水平にして胴突き作業を容易にした。この時に砕土攪拌もしたから泥が漏水防止に寄与してくれるとありがたい。資金があれば防水シートを張れるが余裕は無く、ベントナイトを投入して攪拌し隙間を埋める手法もあるけれど数千円の出費になる。ひょうたん池は2袋使用したけれど結果はジリ貧だった。今は「夏草や兵どもの夢の後」になった。
 結局は年金支出を伴わない1馬力零円労働で済ます事にする。それでも税金を喰い物にしているアホ議員よりは役立っているはずだ。あれらは「病膏肓に至ってしまった」に間違いない!。

 馬鹿はそれくらいにして、下手の堤から護岸木を外し池の底まで胴突きの径より大きく掘り下げてから、再度積み上げ胴突きで締め固めるを繰り返し護岸木を据える高さまで積んだ。1日目はこの作業を行う前に「産卵柱」を建てているし、ヤブヤンマの産卵を撮影したりして終わったから、護岸木1本分の堤しか構築出来なかった。

 この作業の間にまたもやヤブヤンマが産卵に来たし、オオルリは頭上で鳴いているし、サンコウチョウも離れた位置だけれど鳴いている。小生も負けじと「腰が痛い。肩が痛い」と啼いた。まあ、日々是好日なんであろうて・・・。

 基盤を固め  ➡    護岸木を据え  ➡    上端部を整地