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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

大樹倒れる

2019-06-16 | 感じるままの回り道
 水源地で曳き馬状態だった時に電話が来た。着信音は明確だけれど音声はとぎれとぎれで要領を得ない。場所が場所だけに電波状態は悪いのである。結局、用件は不明で切れたのだけれど会友のYさんからだった。普段は電話を使用する人柄で無いだけに気になってフイールドに戻った。

 電話の要件と言うのは「風倒木が発生して通路を塞いでしまった」と言う事で、さっそく現場を見に行った。ここ一週間ほどの間に間をおいて50mm、50mm程度の降雨があり、特に昨日から今朝にかけ風雨が強かった。その影響だったのは間違いないが枝が折れ落ちるのは想定内だったけれど「根こそぎ」は考え至らなかった。

 倒れた樹はコナラの大木で胸高径1m近い。三日月池とトンボ池の斜面にあったのだが数年前にナラ枯れ病に感染している。斜面上部にはやや小径の二本が既に立ち枯れて小枝も付けていない。倒れたコナラは斜面中ほどで根こそぎだった。藪漕ぎし現場を見ると根上がりした径は3mにもおよび抜けた部分はえぐれて崖みたいになってしまった。
 上部からの接近は足元も見え難く危険で、下から近寄ったところでやれる事は無いのである。

 とりあえずは倒木下の通路の安全を確保しなければならないのだが、大径木と言う事と広葉樹特有の枝張りが大量で手間暇かかりそうな、と言うより絶対に手間暇かかる処理作業になる。水源地の谷止工は残り数日分、林接する中断したままの池普請も済ませたいし、はてさてやるべき事の何たる豊富な事か、これも神仏のご加護に違いない・・・ハア。

       根上がり部       落下部

ちょこっと鉢替え

2019-06-16 | 何よりの楽しみ
 梅雨ともなれば空模様次第で追い立てられる日が増えてくる。この日も雷鳴とどろく日になってしまいフイールドから退散。帰宅したところで降雨無しでホットな天候にはならずホッとしたものの時間はたっぷりほっとけない。
 そこでポットに播種したままで放置してあったキジョラン、菓子クルミ、イガホウズキ、タネツケバナを整理する事にした。

 3月に播種したタネツケバナは暖地のせいか発芽無しで廃棄するのも無念だから種まきトレイごと様子を見る。低温に逢わせる必要があったのかもしれないが、まあ未練たっぷり未練タラタラな顛末で優柔不断だった。
 イガホウズキは庭に降ろした。秋には甘酸っぱい果実を口に出来るだろう。菓子クルミは五個播種して四本発芽した。既に15㎝程に延び直根も同等の長さにまで伸びている。通常のポットでは深さが足りないからロングポットに鉢替えした。この成長度合いだと梅雨明け頃にはフイールドに移植できそうだ。苗木でもらった2本は切り詰めて八寸鉢に鉢替えしたのだが鉢底から白根が出てきたし地上部も40㎝ほど伸びている。これは近々定植しなければならないだろう。

 キジョランの種子は泥水地で拾ったのだが5ポットの内2本はナメクジかダンゴムシに食害された。そのうちの1本は奇跡的に再萌芽したのに今回の鉢替えで折ってしまった。まっこと「わたし馬鹿よねお馬鹿さんよね・・・」だ。
 キジョランの定植は生育が遅い事もあってポット育成丸々2年、3年目には定植できるだろう。

    菓子クルミはロングポットへ         キジョランは三号鉢に