トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

食物連鎖の大事な担い手

2018-05-28 | 小父のお隣さん
        
 池の中にはニホンアカガエルのオタマジャクシが見られる。この成体は水辺を離れた位置でも見いだせるようになった。それだけ数が増えたのだろう。今季の卵体は15ほどあったけれど、オタマジャクシは群れないし保護色で動かなければ気付く事は無い。

 モリアオガエルは例年より早い産卵で、シュレーゲルアオガエルも産卵期に入ったが、その産卵が怪しいのである。通常は水際の発見されにくい窪みなどに産み付けているのに、今期は水際から離れ乾燥するような環境だったり、水面上のカサスゲに産み付けたりと「大丈夫か?」と尋ねたくなる有様が目立つ。
 法面に   カサスゲに      金色の目だからどっちだっけ?

 小生的にはカエルが増えたからとて、どうと言う事もないけれど、カエルが命の糧になる猛禽類や蛇様には有難い事、この上ないだろう。
 多少とも生息数を増やしてきた泥鰌も大切な存在に違いない。池に留まらず流下する個体も多く、その大半は途中で水枯れするから空しく絶命する。これを少しでも減らすため下流部のプールで捕獲し上の池に戻す作業も開始せねばならない。
 数匹、自宅の池に放したドジョウは親指大に育って、開けばウナギの代わりになりそうと思いつつ、我が家の食物連鎖には組み込むことは無いのである。 

絞り水の流路

2018-05-28 | 今日は真面目に
 林道からあふれ出て駐車広場を侵食する表流水を防ぐための第二期作業、絞り水の排水路を穿った。勿論、小生は手出しできず見物人だったけれど、連休中と言う事もあり、示し合わせたように6人での作業となった。

 さすがに頭数が揃うと早い。昼前には排水路を舗装脇に穿ち、掘りだした土砂を侵食部に敷き詰めて一件落着。乾燥し落ち着くまでに1ヵ月ほどを要するだろうが、これで走行時の衝撃は緩和されるだろう。
 今回は溝をつなげただけなので土留めまでしていない。代表も役員もいたから月例会で土留めをする事になったが、Yさんあたりが自主活動で処理する公算も大きい。
 掘り始め  ➡   ここまで来た ➡  平坦処理