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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

バナナが一山ありまして…

2018-02-06 | 何よりの楽しみ
 スーパーに時折だが「訳アリバナナ」と称しバラのバナナ一山が出る。先日、「訳ありバナナ」がパックに7本ほど重なって100円で売っているのを見た時から「ビビビッ!」と来たのがバナナでカレーを作ってみる事だった。性向として「山」が付くと食いついてしまう小生なのである。結果は失敗ばかり「山ほど」で成功した事は無い。

 この日、スーパーに寄ったら7本百円で1パックだけあったのを迷わず購入した。早速、カレー作りに勤しんだのだが、タマネギを炒め風味を出して…なんてことはしない。「あそこの〇〇が美味しい。この店が絶品だ」なんて事については「おいおい、味が分かるのかい」と思ってしまう小生でもあるからだ。断っておくがアルカイダでは無いしシンパでもない。

 現役の頃、巷で評判になっていたロールケーキを出張の土産に職場で食べた事があったが、それぞれ口をそろえ「おいしいね」と言っているのに「スーパーのロールケーキと同じじゃん」と言うのが小生の感想。飛び抜けて美味しいものなどそうそうは無いと言うのが天邪鬼の持論である。それはともかく「煮込みのバナナカレー」はどうだったか。
 
 バナナを煮込みルーを加えようかと言う頃にバナナはバラケそうになっていた。ちょいと指先で味見をしたら「キュウリ?」風に感じる。午後2時頃に煮込み終えて夕食まで寝かした。
 さて、食べてみた感想は「バナナの感じが無い」ごく普通のカレーでしかなかった。だいぶ前になるがカボチャのカレーを栗カボチャ、ペパカボチャ、信州の地場品種の長いカボチャなどで作った事があるが、バナナよりカボチャの方がコクがある。

 今回の材料はバナナやマイタケ、シイタケ、ニンジンなどを風邪予防に多用したので「野菜カレー」に近かったか…。食べたくて作るのか生きたくて喰らうのか、どちらにしろ爺炊でも喰えてる環境は地球上では極楽に等しい。あえて言ってみると生涯、脳細胞は業火に煮込まれていても…だ。

  材料の用意 ➡  煮込み中 ➡  ラッキョは三年物

          若い時代は自炊の時代
          山の仲間じゃ食頭ばかり
          婚姻したら辞炊となるも
          老いては孤に従う自炊も戻り
          これじゃ生々涯々自炊じゃん
          いやいや爺炊になっただけ チャンチャン