トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

「ギョギョッ!」こんなはずでは…

2017-10-14 | 今日は真面目に
 カムで蛇行させるプルトイ試作中。バリエーションでも無いのだが寄り道してしまう。ヘビは大丈夫、恐らくトカゲも動くだろう、じゃー魚はどうなる?、と妄想して脱線した。先が無いのに丸一日を潰して「魚タイプ」を試作してみたのだ。思いついたら結果が出るまで「もう、どうにも止まらない」性分である。

 図面を材に移し切り抜き成形する。試走までたどり着いたのだが結果は思わぬものだった。問題は2点あって、1点は制御部体形が円筒形でなく板状になった事。これで板面の傾きが抵抗として影響してくる。2点目は後部の節々それぞれの重さや接地抵抗値が異なる事で蛇行曲線が創出されにくい。
 もうしっかりとギョー転動悸で「ギョギョッ!」と言わせたい一心が助けにもならんかった。ここは神仏のギョ意のままというところであろう。

 着想も形態も楽しいと思って試作したのだが、思わぬ伏兵がいた。まあ、試作であるから毎度の事でもある。これが楽しさの、と言うより動機の源で、熱中すると食事もそこそこに手元が暗くなるまで作業をするから、これも動悸の源だ。

 「このままでは使えない」と理解できて早速に新機軸、解決策が浮かんだ。あくまで想定上の策なので具現化してみないと…。こんな事なので「何処まで続く泥濘ぞ」が連日で、今日も夜明けが待ち遠しい。
 と書けば一心不乱、熱中してうらやましいと思う向きもあるかもしれないが、現実は加齢による早朝の目覚め。毎日の事なのである。