トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

分水路の拡幅

2017-10-02 | 水辺環境の保全
開始 ➡  拡幅終了 

 近年、短時間降水量の増大が見られ、時間雨量50mmを超えれば分水路の排水能力をオーバーしかねない。堤の強化を施したけれど越流し泥水池が増水すれば被害は甚大、感情失禁で心が折れてしまえば復旧さえままならなくなろう。

 そこで最大の安全策「分水路の拡幅」に着手した。この時に掘りだされる土は土嚢用にと考えていたのだったけれど、沈泥池の浚渫土で事足りたから浸食溝の埋め立てに回す。
 これにより分水堤の下手側の窪みが無くなり更に強固になるはずだ。土の遣り繰りが上手になったとしても人生に寄与はしないし蔵も建たない。
 銭の遣り繰りが出来るほど銭がある訳もなく、幸いにもカラス金を必要ともせず、家は「空巣かねえ!」のまま…の人生。

 気を取り直して掘削を進め埋め立てを進め、まだまだ埋め立ての用土が不足。土嚢積みの側面に土を盛り法面を造っただけでも強度は向上するが、更なる埋め立ての算段はしている。

         開始 ➡  ➡  法面部分だけ

今日のトンボ「何時ものわかんない種と違う?」

2017-10-02 | 小父のお隣さん
       
 トンボ池に写真のトンボ多数がカップルでいる。何ともうらやましい秋の佳き日である。このイトトンボ、泥水池で見ていたイトトンボと微妙に異なる。首根っこを捕まえられているメスの腹部が妙に白いのだ。
 沈泥池で見ていた青白色のイトトンボのカップルは同じ様な色合いに見えた。単なる光線の関係かもしれないし、ここまで色彩が異なるのなら別種かもしれないと思うものの「思うだけ無駄」な小生の現実があって「下手な考え休むに似たり」とおんなじ…。
 種が増え、安定的に世代交代を続けているだけで「良し」思えば良いのだが「色即是空}達観境地とは難しいものである。
 まあ、小生が達観境地に至る事は天動驚地に等しい。

*後日、S先生来訪の折、実物を見てもらった。「イトトンボ類は詳しくないから…」と言いつつクロイトトンボでないだろうかの話だった。帰宅して図鑑のクロイトトンボのページを開いたら写した写真とそっくりの写真があった。写真対照で探している時には気付かず。目先に惑わされるとこんなもんか…。