

上の池深水化も送水復旧もなり降雨も十分だったからひとまず水見回りに行った。池横手のモミジやエゴノキの木立の草むらから虫が飛び出した。「ガガンボか!」と一旦は思ったものの飛び方に「もしや?」の疑念が湧き周囲を探してみたらトンボだった。今季初遭遇である。
体色が体色で「オオアオイトトンボ」と思ったのだがとりあえず撮影し図鑑照合してみる。何のことはないオオアオイトトンボでなくカワトンボ科のトンボのようだ。図鑑をみて記憶がよみがえった。アオイトトンボの仲間は翅が短く見える。例年、トンボの初見はダビドサナエだったように記憶しているが「初見のアルバム」はブログを引越しした時に全て失われて対照出来ない。記録が無いから記憶に頼らざるを得ないけれど記憶能力も信頼しきれない状況になってきた。
今季最初のトンボ撮影だがトンボにピントが合っていない。個体数の少ないころのトンボは神経質で近寄るのを嫌う。今回も枝の先端方向に舞い上がって止まり。結局は降りてこなかった。