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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヤマユリ結実

2014-11-30 | 小父のお隣さん
 拠点近くの林縁、小生が密かに楽しみにしているヤマユリが結実し鞘が割れてきた。種子が拡散しないうちに採集し播種する場所を選ばねばならない。
 ヤマユリもササユリも保護育成したきた成果だろう、一旦は多くの開花株が見られたのも束の間、また急激に減少してしまった。開花株を掘り取って持っていく山荒氏が増えたせいもある。拠点の育苗床など全滅してしまった。ここまで来るとフイールドでの播種育成など「盗ってください」と言わぬばかりの行為に思えてくる。
 先日、一度は盗掘されササユリ開花株を失った場所に実生苗が10数本育ったのを確認に行ったら跡形もなく持ち去られていた。一度現認されると毎回チェックされ根絶するまでやられるのが常だ。
 猪やシカが増え山が荒れるのと同様に、フイールドを整備し入りやすくしても山が荒れる。「里山保全活動」なんて言っても、実感するのは保全や恵みのベクトルより「山が荒らされる」ベクトルの方が大きい事だ。