「咽喉がイガイガするなあ」と思ってた翌日、38度台の発熱だ。咳も多少出てくるから「風邪か?、流感か?」と思ったけれど判断する材料はなし。診察も待合室の混雑と数時間の診察待ちが前提の流行期、それだけで腰が引けた。
記憶に「高熱も3~4日で下がります。」というセリフがあったので「よしっ!」とばかり、それに掛けてみた。二日間は38度台、三日目の早朝に36度台が出て喜んだのもつかの間、すぐに37度台になり4日目も37度台で5日目にようやく平熱。
補水、保温、栄養補給に安静と、これ務めたのに一週間は作業なしである。風邪による発熱は何年ぶりだか記憶にないほど久しかったが、人ごみに行かない小生としては納得がいかない風邪症状だ。自分なりに考えていた理由は二つ、一つはコンビニかスーパーでのお付き合い、もう一つは冷えによる、というものだ。
いつもと違う状況は「氷点下のフイールドに地下足袋で作業し、足を凍えさせた事」があったので、小生は、これが一番の要因ではないかと考える。
つまらない思案をしながら「蒲団も暖かくない」のに気が付いた。38度台に発熱し悪寒にさらされていた時は気にもしなかったのだけれど、寝具が湿気を吸って冷たいのである。たまたま番組で「冬の快眠」と称して特集しており「なるほど」と思って蒲団干しを決行。結果は暑過ぎるほどだった。
今回の教訓、要は「足を冷やしてはいけません」、「蒲団はお日様に当てましょう」、「補水だけでは回復は早くなりません」。みんな当たり前だ…。窓越しにようやく咲いた菜の花が唯一の慰め・・・。
咳が長引くと横隔膜も筋肉痛になるのは「新体験」だった。「生涯学習」…なるほど。