竹の処理で厄介なのは集積場所だ。孟宗竹は太くて重いから移動させる距離は取れない。真竹は軽いけれど本数が多くなるから、これはこれで厄介な代物である。
今回は斜面の全伐なので、下側から谷に切り倒していけば、自ずと処理場所に集まってしまう。それでも一本を三分割し枝を落とすには、それなりの作業スペースが必要だ。
それでも落とした枝葉は足元に敷き詰め、本体は一ヶ所に集積する。これだけでも後々の刈り払い作業が格段に楽になる。何事も「先を見据えた作業」を継続しないと厄介が続く。言わば自業自得なのだが、要は事後自得を図るということに尽きる。