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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

堤の基礎

2012-07-08 | 水辺環境の保全

Photo_3 Photo_4

 浸食溝のV字部分に土嚢を7段32袋積み上げて、ようやく堤の芯が出来た。土盛りだけだと流出の心配がある。

 土嚢1段毎に土を埋め戻し、胴突きで突き固める。この作業を7段繰り返して、ようやく水泥池の予定水位線まで土嚢を積み上げた。蒸し暑い真夏日になって午前中でギブアップだった。午後も作業をすれば、もう少し進捗したのだが、飲み水が無くなって撤退である。

 堤の法面と水位線より上の畦の部分に、土が足りるかどうか定かでないが、取りあえずは拡幅する部分で掘り取った土を法面に、畦と水底になる部分は葦原だった棚田跡の土で用立てる算段だ。総てが目分量の現場合わせの作業だ。


*水辺

2012-07-08 | 小父のお隣さん

           穂垂る日を見れぬ棚田のホタルかな

           つんつんと風を捉えりアカトンボ

           イトトンボ重い重いと身を運ぶ

           ばっと浮き風と向き合う竿の上

           水叩く尾から散りゆく卵かな


幸福の黄色い…

2012-07-08 | 感じるままの回り道

Photo_5  トンボ池にキイトトンボ二匹が飛翔していた。イトトンボ類は少ないのだが、キイトトンボは更に少なく感動物なのである。

 他のイトトンボ類に比べて色彩は目立つし、飛翔能力は弱いから、狩られる対象になり易いだろう。それでも水辺の草の上をフラフラと飛翔していく姿を見ていると「頑張れ東北」とダブってくる。

 未曾有の大災害の支援に、我が会友も複数参加しているが、小生は水辺造成中の大怪我で時期を逸してしまった。自己弁護するならば「この水辺を復興させるのは一人だけしかいない。」という事に尽きるのだが、水臭い事は言うまでも無い。