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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

鍋の底ガーラガラ

2010-03-20 | 何よりの楽しみ

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 今日20日は例会日。15人の参加があった。総会の後、クヌギ、コナラ、オニグルミなど30本程度を植樹した。

 昼は例によって「トン汁」、作業の後の味噌汁は大変美味しい。昼休みに会友が掘り取った筍を頂くことができた。早速、昨日19日にテレビで仕入れたアク抜きを試してみた。

 1 皮を取り除き八等分に切り割る。

 2 大根を摩り下ろし、絞り汁に同量の水を加え、さらに塩1%を加えて浸す。

 3 浸すこと1時間で「アク抜き」終了。

 テレビではボールの中でアク抜きしていたが、帰宅途中で大根の購入を忘れて、冷蔵庫内の分量ではギリギリだった。

 そこで貯蔵瓶に詰め込んで隙間を少なくして、液の不足をカバーした。この後、何に調理するかは勿論、筍ご飯である。味付けはチキンスープを使う。ダシ昆布が切れていた。

 おかずはフキ味噌だけだが、自分的には「贅沢なデナー」である。ちなみに「鍋の底ガーラガラ」は、故郷で昔話を語り終わった時の常用句である。別の言い方では「イチゴサッテモウシタモウシタ」だったが、判り易くすると「越後ではそう申しましたとさ」なんだとか。

 これは還暦も近くなってから知ったのだ。


スミレが増えてきた、けれど

2010-03-20 | 小父のお隣さん

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 アズマネザサを刈り払って数年たった草地にはタチツボスミレの群落が目立つようになった。場所によってはタンポポも共存しているから「見事!」と言いたくなる一角も出来てきたのだが、早くから開花してくれた南向き崖下の群落は崩落で埋まってしまったのが残念だ。

 尾根筋の刈り払い跡も群落を形成しそうだが、落ち葉掻きをしていないから窮屈そうに株が並んでいる。来期は落葉掻きを実施すればもっと見事になるだろう。

 林内はセントウソウの白い小さな花の中に瑠璃色のヤマルリソウが花をつけてきた。なんとなくワスレナグサを彷彿とさせる。里山の野生の植物も花色が多様になってきた。

 この13日はタチツボスミレ目当てのご婦人達が何組かもぐりこんできた。宣伝しているわけでも無いのに動物的な感覚なのだろうか、仲間同士の口コミ情報か?

 結果的に少しばかりの菜の花は全滅の憂き目にあってしまったけれど、「やはり野に置け…」なんて意識はないどころか少ない食料を奪っていった極悪人に見えてしまう。