アズマネザサの密集した林内を刈り払って足元も危なくないようにしてから数年、時折子ども達を引率したグループが入るようになった。
拠点近くなので、たまたま定点撮影に立ち寄ったところ、ここも唖然亡然愕然としたい状況だった。近くのNPOが環境学習活動の一環で真竹を切って活動するのは話があったから承知はしていたが、宴の後はガックリするものだった。
活動が終わった後は「後は野となれ山となれ」状態だった。竹が一面に散乱して「あえて散乱させた」状態なのだ。参加者から会費を取り指導者が複数付き添ってこの有様だ。
更に先へ進むと新たな小屋が出来ていた。これも横に除伐するほどある孟宗竹でなく、少ない真竹を使用していた。使いやすいのは理解できるけど…。
このような活動は「パブリック」なものであると理解していたのだが、そうではない一面を見てしまった思いだった。
われわれボランティアグループの活動は、プライベートな事から端を発しているが少なくとも「公共」という視点は外れないようにと戒めていたのに、お上から税金を受け取って活動している彼等の姿勢は何とも…だ。
思い返すことなどしなくても、昨今マスコミには類することが連日ごまんとある。政界・財界・企業・法人・協会などなど「万人」の部分が「蛮人」に掏り替っている。