今日も夏日だ。爽やかな暑さだった。時折、風に乗って土ほこりのようにヒノキの花粉が襲ってくるのには閉口したが針葉樹の花粉は大丈夫なのだ。
拠点に他団体の催しで親子連れが入るようになった。昼食を取って、ひとしきりかまどやテーブル、手摺などをたたいたりして遊んだ後、引き上げて行った。
3歳未満児のグループだけだが見ていると飽きない。親の対応も様々だ。人類だけでなく自然界にも目を転じると結構面白いのが目に付く。骨折して作業に熱中できない事のメリットだろうか。繊細な活動も結構面白いものだ。
今日の最大の収穫はトンボを見たことに尽きる。「ハグロトンボ」だと思うが、手を洗ってから帰ろうと踵を返したことが出会いの機会となった。
一日の晴れ間を惜しんで山に入ったのが骨折の機会となったことを考えると「人間万事塞翁が馬」というのが実感できる。思い出すたびにトホホな気分だが、記念樹に八重の桜が三輪ついていた。幼樹なのに、と思うといじらしい。