四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
ユリノキの花・・元気に咲いて
ユリノキの花が咲き始めた
何かにチューリップの花に似ていると書いてあった
名前と花の形に複雑な思いを抱き笑ってしまった
このユリノキ頭を真上に向けて見るほどの大木
この隣にあったユリノキが数年前の台風で倒れた
大木の割には根が張っていないことに驚いた
新宿御苑のユリノキも倒れたと後で知った
この小さな可愛い花を見て何かわかる気がした
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種は・・神秘
またまた出会ってしまった不思議世界
今ある自然を次世代へつなぐ美しき者たち
そして次世代の者たちも不思議世界を作り出す
少しづつ形を変え・・つなぎ続ける
次もまた次も・・見続けたいと思うけど・・
それはそれ・・見果てぬ夢・・叶わぬ夢
風に吹かれてどこへ行くのか・・
種は神秘・・その美しき姿もまた神秘
※ちなみにこの花の名は「アネモネ」
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白い花と太陽と
白い花と太陽と・・
強い太陽の日差しは白い花を輝かせて
もう夏!季節感の迷いはいつの間にか捨てて
素直に夏の空気を吸いながら気持ちも衣も夏へ
慣れぬ暑さは辛さより心地よさが勝ち
これもまた飽きのきてないペットボトルの水を一口
遠くの広場での移動販売車に人々が列をなしている
買い終えた人々の手にはソフトクリームが・・これも夏
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桜餅健在?
君も年を取ったねぇ‥なんだか今年は元気がない?
君と初めて出会ったのは十数年前・・一目惚れ
なんてったって大好きな桜餅そっくりだったから
そんなことを懐かしく思い出しながら眺めていると
この桜を見ると桜餅を思い出すのよね・・
聞えてきたのお隣さんの会話・・ライバル出現!
どうやらまだまだ桜はお若いようで・・桜餅健在
年を取ったのは私だけ!若さの秘訣でも聞いて帰ろう
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そうそう・・鬱金桜は?
そうそう・・黄色い桜があると・・
鬱金桜と御衣黄が黄色の桜・・違いをネットで調べ
遠くに見えた鬱金桜を見に歩き出し・・
途中で出会った御衣黄で寄り道
そしてこのブログも付き合い良く横道にそれた
少々長い寄り道・・季節に乗り遅れはしたけれど
御衣黄の所で触れたもの・・載せないわけには・・
空を背に見下ろす桜・・ほんとはもっと美しい!
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我が家が一番華やかな日
30年ほど前
シラー・カンパニュラータ数株をもらった
次の年・・そのままにしておいた株が増えた
それに気を良くしてそのままに・・
それが増えに増えて今年は200株に!!
それを娘に伝えたら・・200株も数えたの?!?
増えたことより数えたことに驚かれて・・複雑!
今やこの季節だけ華やかな我が家の庭
球根のあるこの花壇をいじるわけにもいかず
花が咲き終わるとただただ雑草が偉そうにいる
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白いジューンベリーの花に
幾種もの満開の桜に出会った日の本当の目的は・・
数軒先の庭のジューンベリーの花を見たからだった
その花は特別愛らしく本当はその花を写したいところ・・
お忙しい方と知っているので声掛けを躊躇ってしまい
毎年その花を見ると井の頭に自然と足が向くようになった
いつもの年もそうであったかどうかは忘れたけれど
今年は運のいいことに満開の桜と時期が合って・・
華やかな桜の片隅で控えめな素朴さが心に残った
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小さな春が・・
ムスカリの花が雑木林に咲いていた
華やかな花も春に浸らせてくれるけれど
この小さな春の訪れは緩やかな空気を醸し出し
ふと気づくと日常の喧騒を離れて別世界へ
忘れていた季節の移り変わり・・風の流れ・・
木々の足元の花はそんな空気を身近に引き寄せて・・
深呼吸一つ小さな春が身体じゅうに広がっていった
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枝垂桜揺れて
今年もまた枝垂桜が咲いた
3.11の地震に合うまでは・・普通に桜だった
あの日・・家の前の枝垂桜は大きく揺れて
まるで連獅子のようで恐怖感が増していた
その後枝垂桜は何事もなかったように咲き続け
地震に合った人も合わなかった人も
何かしら日常も人生観も変わったというのに
自然は強く・・優雅さも華やかさも変わらずに
だからきっといいのだろう・素直に慰められた
毎年この季節になると感慨深い気持ちがわいてくる
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一陽・・あどけない桜
一陽・・一番好きな桜
生まれてのような柔らかさ・・あどけなさ・・
そしてちょっとの優雅さが春の風に似合って
初めて見た時の透明感を今も心に残って・・
毎年の事・・満開の一陽を見ることで十分な春
そんな風に思うことで・・その後は・・
一陽の花吹雪を見たことがないことに気づく
あどけない桜が散ることをどこかで拒否をしているのか・・
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