四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
いつか咲く・・・と

いつか咲く・・・

ホタルブクロの薹が立って小さな蕾が

毎年咲く白いホタルブクロを夢見て

ここへの足が向く回数が増えた

???どうしたわけか咲いたのは紫色
白を期待したのにと笑った

まぁいいや・・

草と間違え抜いた紫のホタルブクロ
我が庭で見ることはないのだから
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いつの間にか・・・

いつの間にかこんな季節になっていた

ゆっくりと季節を味わう間もなく

スピード違反だよと
言いたくなるほどの速さで

逮捕!などと言って
捕まえておきたい季節もあるのに

捕まえきれずに後姿・・・

たまの「旬」の出会いには嬉しさで
小躍りしたくなったりして・・・
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ひなげし揺れて

五月・・もうすでに夏の日差し

少し前までは春まだ初々しい暑さ

ひなげしの花はそんな暑さに似合い

花畑をすりぬける風は心地よい

揺れる花々のそれぞれの美しさ

風とてどの花の横を抜けようか迷うだろうに

風たちが青空に向かいながら

ご贔屓の花たちの自慢話などしていそうな・・・
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五月の太陽の下で

五月の太陽は激しく

夏でもないのに・・・

バラの花は暑さに負けてなのか

太陽に背を向けうつむき加減

美しい顔を青空に見せてあげてよ

爽やかな風が後押し

幾つもの五月の風景に
仲間入りした今年のバラの花
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花の向こう

バラの花が咲いている風景

花の向こうに物語が見えてくる

遠い昔・・今・・未来

どの物語も書き換えられて

少し優雅にに少し豪華に

そこからまた夢は歩きだし

バラの花びらは一枚・・一枚

確かにあった夢の跡
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優雅な一角に

玄関を開けるたびにバラの香り

我が家の庭に咲いたバラの花

ハラハラと散り始めた花びらも美しい

といっても実はお隣のバラの花

境の柵にからまり広がった

モッコウバラ・シラーが終わった後の

優しいピンクの花・・優雅な一角に

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季節が変わり・・

桜の季節の初め河津桜の頃

ここは工事中で立ち入り禁止地区

指をくわえ泣くなく遠くで眺めるだけ

河津桜の花に未練を残し初夏へ

立ち入り禁止の柵は外され

河津桜の木の下へ

姿を変えた色とりどりの実が

緑の葉蔭から嬉しいお出迎えを
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ヒメジョオン

なんだ・・この花しか咲いていない・・

なんとも地味なこの花に出会うたびに

少し後ろめたい気持ちとともに思ったもの

そう思った花もつかず離れずの幾年

健気さと愛らしさが小さな光

きっとこれからも春になると

こっそりと探したくなるのだろうな・・・
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初夏のカワセミ

すっかり緑に覆われて

美しい翡翠色は目立たずに

すっと通り過ぎようとした瞬間

葉蔭のカワセミと目があった

ジッとジッとのカワセミと根比べ

「カワセミ?」
かつてのイケメン3人組みから声が

2-3m後ろからは見えないらしい

気づいたワタクシちょっと自慢げに
「はい、カワセミです!」
緑が気持ちいい・・・
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