アートなウィンドウディスプレイ

　　　　　　　　　　　　　　　ウ～ムと唸ってしまった
　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと前衛的なディスプレイ




　　　　　　　　　　　　　　　こうしたものに出会うのがパリ
　　　　　　　　　　　　　　　こうしたものに驚くのがパリ




　　　　　　　　　　　　　　　が・・・
　　　　　　　　　　　　　　　気持ちと頭がついていかない
　　　　　　　　　　　　　　　・・・というのが本音




　　　　　　　　　　　　　　　面白いと言葉を濁し・・
　　　　　　　　　　　　　　　でも刺激は受けて

シャンゼリゼ脇の散歩道

　　　　　　　　　　　　　　　シャンゼリゼ大通りを
　　　　　　　　　　　　　　　コンコルド広場方面へ戻る




　　　　　　　　　　　　　　　中ほどに公園があり
　　　　　　　　　　　　　　　ここを抜けてサントノーレへ




　　　　　　　　　　　　　　　シャンゼリゼと平行に走る
　　　　　　　　　　　　　　　枯葉に埋もれて並木道




　　　　　　　　　　　　　　　大通りの喧騒をよそに
　　　　　　　　　　　　　　　静かな空間




　　　　　　　　　　　　　　　この道の向こうに
　　　　　　　　　　　　　　　サントノーレ通りがあるのだろうか・・




　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと不安になりながら
　　　　　　　　　　　　　　　秋らしい風景を楽しんで




　　　　　　　　　　　　　　　再び高級ブランド街に
　　　　　　　　　　　　　　　素敵なショーウィンドウを目指し向かう

ショーウインドウに紙の鳥？

　　　　　　　　　　　　　　　またまたショーウインドウに紙発見




　　　　　　　　　　　　　　　紙の鳥が飛んでいる・・さぁて？




　　　　　　　　　　　　　　　こちらは何？この形を見て・・・




　　　　　　　　　　　　　　　うすうす感づいているのでは・・




　　　　　　　　　　　　　　　プジョー！！




　　　　　　　　　　　　　　　さすがに素敵なショーウインドウ




　　　　　　　　　　　　　　　その脇道になんと・・
　　　　　　　　　　　　　　　ランボルギーニにフェラーリが路駐




　　　　　　　　　　　　　　　フランス人はなぜか
　　　　　　　　　　　　　　　真っ赤なフェラーリと写真を撮りたがるって・・




　　　　　　　　　　　　　　　ほんとだっ！
　　　　　　　　　　　　　　　これらはどうもレンタルらしい・・・




　　　　　　　　　　　　　　　こちらは電気自動車のレンタル「オートリブ」
　　　　　　　　　　　　　　　フランスの自動車事情・・興味深いものが！

シャンゼリゼを歩く

　　　　　　　　　　　　　　　　　　広くて真っ直ぐ長い大通りシャンゼリゼ




　　　　　　　　　　　　　　　　　　カフェにも入らず歩き続ける




　　　　　　　　　　　　　　　　　　疲れも出るけど飽きてもくる




　　　　　　　　　　　　　　　　　　好きなサンジェルマン・デュ・プレの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　面白さはないし・・と




　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただ大通りを挟んで建つ白い古い建物が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　限りなく遠くへ続く風景




　　　　　　　　　　　　　　　　　　そしてその建物が小さく見えるほどの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　伸びやかな青空・・白い雲」・・




　　　　　　　　　　　　　　　　　　歩き疲れたら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな風景を眺めているだけで




　　　　　　　　　　　　　　　　　　「パリを歩く」と妙に納得
　　　　　　　　　　　　　　　　　　疲れも飽きも味方に出来て

色はシックに

　　　　　　　　　　　　　　　　マックまでもがシックな色に！




　　　　　　　　　　　　　　　　建物のグレーに合わせてなのか
　　　　　　　　　　　　　　　　曇りがちなそれもように合わせてなのか



　　
　　　　　　　　　　　　　　　　街はシックな色模様
　　　　　　　　　　　　　　　　差し色の赤はカフェ屋根やパラソル




　　　　　　　　　　　　　　　　そんな街のカラーに合わせて
　　　　　　　　　　　　　　　　パリジャンもまたシックでダンディー




　　　　　　　　　　　　　　　　いったい何をしている人？
　　　　　　　　　　　　　　　　なんて野次馬根性がにょきにょき




　　　　　　　　　　　　　　　　いやいや見ている方もこんな野暮はダメ！
　　　　　　　　　　　　　　　　カッコいい～！でいいじゃないの




　　　　　　　　　　　　　　　　さらっと横目で見ながら
　　　　　　　　　　　　　　　　現代建築に目を移すなんていうのも




　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとシックで粋・・
　　　　　　　　　　　　　　　　なんて風には行かないかぁ～

ゲランの香水

　　　　　　　　　　　　　　　黒いドレスに白いエッフェル塔
　　　　　　　　　　　　　　　こうしたディスプレイが嬉しい




　　　　　　　　　　　　　　　嬉しさ余って
　　　　　　　　　　　　　　　お店の名も見ることもなく




　　　　　　　　　　　　　　　撮った写真を見て香水のゲランと知る




　　　　　　　　　　　　　　　色々と逸話のある香水・・Mitsoukoも




　　　　　　　　　　　　　　　大人の香水そう思っていたものだけど




　　　　　　　　　　　　　　　そう思うには年を取り過ぎたのか・・




　　　　　　　　　　　　　　　今は愛らしい香水瓶がウィンドウを飾っている




　　　　　　　　　　　　　　　大通りを振り返ると
　　　　　　　　　　　　　　　同じドレスを飾ったバスが通り過ぎた




　　　　　　　　　　　　　　　時代が変わったのか・・・

凱旋門へ

　　　　　　　　　　　　　　　　こてこての観光地凱旋門へ




　　　　　　　　　　　　　　　　ナポレオンの命で建てられたという




　　　　　　　　　　　　　　　　完成した時はすでに亡くなって
　　　　　　　　　　　　　　　　この門を通ったのは埋葬された時とか




　　　　　　　　　　　　　　　　膨大な計画を立てるとは
　　　　　　　　　　　　　　　　そういうことなのか・・・




　　　　　　　　　　　　　　　　夢の儚さかを思ったり・・
　　　　　　　　　　　　　　　　夢を残すということを思ったり・・




　　　　　　　　　　　　　　　　とはいえ周りは観光客ばかり
　　　　　　　　　　　　　　　　Japanese＆Chineseなどという風景




　　　　　　　　　　　　　　　　ナポレオンの夢に思いを馳せるには
　　　　　　　　　　　　　　　　どこか明るく健康的すぎる気がした

古き良きパリ

　　　　　　　　　　　　　　　大都会東京なんていうところは
　　　　　　　　　　　　　　　１－２年間をおいて行ってみれば浦島太郎




　　　　　　　　　　　　　　　見知らぬ所に放り出されたように
　　　　　　　　　　　　　　　頭はこんがらかり道に迷う




　　　　　　　　　　　　　　　３０数年前と比べてパリ
　　　　　　　　　　　　　　　覚えた道は迷わずに・・変わらない




　　　　　　　　　　　　　　　目にするものも数十年前の忘れもの？
　　　　　　　　　　　　　　　などとおぼしきものたちが




　　　　　　　　　　　　　　　ファッショナブルな物たちと
　　　　　　　　　　　　　　　なんの違和感もなく肩を並べて




　　　　　　　　　　　　　　　古い建物に影を作る日差しさえもが
　　　　　　　　　　　　　　　大昔の光のようで・・




　　　　　　　　　　　　　　　そんな街を歩けば時の流れも
　　　　　　　　　　　　　　　茶色がかってしまいそうなほど
　　　　　　　　　　　　　　　ゆったりと流れていく

お～♪シャンゼリーゼ～♪♪

　　　　　　　　　　　　　　　お～♪シャンゼリーゼ～♪♪
　　　　　　　　　　　　　　　と歌いたくなる気もするが・・・




　　　　　　　　　　　　　　　どこか垢抜けない気がする
　　　　　　　　　　　　　　　このシャンゼリゼ大通り




　　　　　　　　　　　　　　　だだっ広い歩道を埋め尽くすのは
　　　　　　　　　　　　　　　観光客・・私たちのことね！




　　　　　　　　　　　　　　　と言うわけで素敵なはずの
　　　　　　　　　　　　　　　シャンゼリゼの足を引っ張りながら




　　　　　　　　　　　　　　　凱旋門まですたこらさっさ？と
　　　　　　　　　　　　　　　重い我が足を引っ張ってトロトロ歩く




　　　　　　　　　　　　　　　たまに見かける素敵な
　　　　　　　　　　　　　　　パリジャン・パリジェンヌを振り返りながら




　　　　　　　　　　　　　　　これがほんとのおパリな風景と
　　　　　　　　　　　　　　　？マークを抱えて




　　　　　　　　　　　　　　　お高いカフェを避け
　　　　　　　　　　　　　　　マックなんて入ったものだから
　　　　　　　　　　　　　　　余計おパリなムードは遠のいて・・・

天は何に涙した？

　　　　　　　　　　　　　　　天からの涙に車はもらい泣き
　　　　　　　　　　　　　　　フロントガラスも涙に滲む




　　　　　　　　　　　　　　　陰鬱な風景は輪郭を無くして・・
　　　　　　　　　　　　　　　どうせならその方がいい




　　　　　　　　　　　　　　　くすんだ色は色面で捉えて
　　　　　　　　　　　　　　　さながら印象派だわと




　　　　　　　　　　　　　　　こんな空模様に慣れた雨女は
　　　　　　　　　　　　　　　キンピカでなくても十分楽しめる




　　　　　　　　　　　　　　　大したもんだと自画自賛
　　　　　　　　　　　　　　　誰も褒めてくれないものね




　　　　　　　　　　　　　　　この後のシャンボール城到着後
　　　　　　　　　　　　　　　傘など持たぬ車外出
　　　　　　　　　　　　　　　そんなことは見事に覆る




　　　　　　　　　　　　　　　駐車場から遠い入口
　　　　　　　　　　　　　　　えいやぁーと走りだしたが
　　　　　　　　　　　　　　　天はさらに号泣・・我が心も号泣




　　　　　　　　　　　　　　　ダウンだけがびしょ濡れ
　　　　　　　　　　　　　　　と言う威力には感心したけど
　　　　　　　　　　　　　　　自画自賛は雨と共に流れて消えた