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夏少し前の香り



          風が通り過ぎる




          夏少し前の香りを残して




          この香り・・どこかで・・




          どうしても思い出せない・・




          香りだけで懐かしさが




          きっと当たり前の風景の




          当たり前の香りだったのだろう





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南天の白い花



          み~つけたっ!




          公園の歩道わき




          南天の白い小さな花が続く




          この花があの赤い実になると思うと




          愛らしさもさらなり




          南天の赤い実が大好きで




          お正月花にと抱えて帰ったことがあった




          また実のなる頃に会いに来るから・・・




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白い夢



          白いアジサイ・・アナベル




          甘い響き




          深い緑のもとに咲く白い花




          世界が変わる




          透明感のある緑の葉と




          空の色は遠いみず色




          一時の白い夢







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夏は黄色と決めこんで



          夏は黄色と決め込んで




          黄色の花の前に立つ




          暑さ負けずの色と




          これまた勝手に決めこんで




          元気をもらえるはずなのに




          日毎増してく「お上」の批判排除傾向




          自由に風に揺れる君達羨まし




          ・・と・・ぼそりと呟く



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いつかあった健全な夏の日



          すがすがしい薄紫




          濃い緑のしっかりしたガクが夏らしい




          団扇の絵になりそうな花を見ていると




          暑さの中でもほっとする




          人気のない公園で健気




          ふーっと夏の光景が浮かんでくる




          かつてあった終わった夏の日は




          いつも確かに健全であった・・と




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夏への案内人



         いかにも異国の花




         突拍子もない花の形蕊の形




         真っ赤な花が夏!




         歩を進めそばによれば




         夏の空気の中へ




         暑さまでも味方につけ




         アメリカデイゴは夏への案内人








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暑い日の爽やかな光景



         正午を知らせるチャイムが小さく響く




         太陽の直撃を受けた広場は誰もいない




         日影のベンチには本を読む人が




         赤いユリの花を見つけてその脇を通る




         気づきもせずにその人は本を読み続ける




         涼しげで爽やかな光景




         こんな風景に出会いたくて




         暑さを忘れてここに来た気がした






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物語の始まりは雨の日



          六月のアジサイはすこぶる元気




          無邪気に開いた花びらとも思えるガク




          葉の勢いや小さな花たちの迷いない姿




          ここから始まるあじさいの一生




          秋そして冬まで華麗に続く




          物語の終わりに雨が似合いすぎる
          そんな歌があったけど・・




          始まりもまた雨が似合っていた








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小雨の散歩道



           雨降りの予報・・にもかかわらず
           散歩道はひっそりというわけでもなく




           ワンコさえもがしっかりと歩いている
           軽い雨は悪天候にはならない今日この頃?




           買い物ついでの急ぎ足も遅れ気味の足事情
           その分ゆっくりと眺めながらの散歩




           「ねえ見て イトトンボ!」と少年
           「いいねぇ いっぱいいるの?」




           都会の水辺はそれでもまだ自然が残り
           アメンボの形が素早く移動していく




           自然は何よりもの栄養だよと
           走り去る少年に言葉投げかけたいけど

           とりあえずその言葉自分に向けよう・・・

           


           
                                            
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梅雨に四季を思う



          時折雨の音が激しくなる




          梅雨らしい梅雨でもないことを




          雨は怒っている・・?




          こんな日には冬の濃い影が恋しくなる




          恋しくなる季節があるということが





          四季のあることの幸せだなとぼんやり思う
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