ふわふわと・・・

　　　　　　　　　　　　　　　お花が姿を変えて
　　　　　　　　　　　　　　　飛び出しそうな子供達ふわふわ




　　　　　　　　　　　　　　　風に揺られて
　　　　　　　　　　　　　　　ちっとも落ち着かないふわふわ




　　　　　　　　　　　　　　　まだ甘えん坊ふわふわ




　　　　　　　　　　　　　　　それでも
　　　　　　　　　　　　　　　手を放せば・・きっとほんとにふわふわ



　　　　　　　　　　　　　　　でももう・・十分に立派なふわふわ




　　　　　　　　　　　　　　　スタンバイ・・・オーケー！




　　　　　　　　　　　　　　　さぁ・・どこへ行くのやら
　　　　　　　　　　　　　　　跡でもつけてみようか・・・ふわふわと

やってきた季節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　いよいよやって来た
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふわふわの季節




　　　　　　　　　　　　　　　　　　カメラ片手に歩いていると
　　　　　　　　　　　　　　　　　　目の前に！！




　　　　　　　　　　　　　　　　　　嬉しい方が・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゼペットおばさん！！！




　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゾウの花子さんに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　会いに来たのだと




　　　　　　　　　　　　　　　　　　そうそう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゾウ作りの名人だった




　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゼペットおばさんが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　花子さんに会っている間




　　　　　　　　　　　　　　　　　　すでに花子さんに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　会ってきた私は・・・




　　　　　　　　　　　　　　　　　　待ち合わせの時間を決めて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふわふわ撮りへ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　今頃花子さんと会っているかな・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな事を思いながらパチリ

秋の輝き

　　　　　　　　　　　　　　　　　　長い夏は秋の輝きを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　知らぬうちの消していく




　　　　　　　　　　　　　　　　　　早い秋の訪れは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　強い光を残して秋の風を運ぶ




　　　　　　　　　　　　　　　　　　木々の葉も木の実も
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほのかに色づき




　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゆっくりと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋へと歩を進める




　　　　　　　　　　　　　　　　　　こののんびりした
　　　　　　　　　　　　　　　　　　陽の輝きが時の輝き




　　　　　　　　　　　　　　　　　　手に取れば
　　　　　　　　　　　　　　　　　　壊れそうな光の粒が




　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋を待っていた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　新しい実の上で転がって




　　　　　　　　　　　　　　　　　　どこまでも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くの秋へと・・・

秋の声

　　　　　　　　　　　　　　　　　　突然の冷たさが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　身に染みる




　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガラス越しでは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　わからない冷たさで




　　　　　　　　　　　　　　　　　　上着一枚用意不足を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　後悔しながら歩く




　　　　　　　　　　　　　　　　　　気づけば花を終えて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　実を結んだものたち




　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつの間にか・・いや・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年は早い季節の変わり目だよねと




　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋の訪れはと見回すと




　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだ青々とした
　　　　　　　　　　　　　　　　　　草や木々の間から




　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋へと一番乗りの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　声を上げようとしている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　元気者の多いこと！

何を想う・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　何を想って・・・




　　　　　　　　　　　　　　　　　　これほどまでに燃える赤なのか




　　　　　　　　　　　　　　　　　　探りを入れたくなるほどに




　　　　　　　　　　　　　　　　　　力を込めた花びらの先まで




　　　　　　　　　　　　　　　　　　鋭い蕊の先にまで思いを込め




　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋の陽・・秋の風・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　まるで関係ないように




　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤く赤く燃え続ける

秋への訪問者

　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋への入り口
　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼岸花の花が開くと




　　　　　　　　　　　　　　　　　　訪問者が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　次から次へと




　　　　　　　　　　　　　　　　　　はらはらと落ちる枯れ葉は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋の花のアクセサリー




　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋色の華やかさは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウキウキ気分になり




　　　　　　　　　　　　　　　　　　季節のバトンタッチに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　現れたアゲハチョウ




　　　　　　　　　　　　　　　　　　よっこらしょと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　花の間を歩く虫たちも




　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋への挨拶が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　嬉しそうに見えて




　　　　　　　　　　　　　　　　　　そうか・・秋の始まりは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼岸花からだったのかもしれない

表情の豊かさに・・

　　　　　　　　　　　　　　　花の表情は色々




　　　　　　　　　　　　　　　エレガントであったり
　　　　　　　　　　　　　　　燃えるような激しさがあったり




　　　　　　　　　　　　　　　どのの表情に会えるのか・・




　　　　　　　　　　　　　　　それぞれの季節になると
　　　　　　　　　　　　　　　新しい表情を期待する




　　　　　　　　　　　　　　　いつもの表情であっても
　　　　　　　　　　　　　　　まったく同じなんてことはないのだから




　　　　　　　　　　　　　　　彼岸花は
　　　　　　　　　　　　　　　その時の出会いによって




　　　　　　　　　　　　　　　まったく違って
　　　　　　　　　　　　　　　華やかだったり優雅だったり
　　　　　　　　　　　　　　　激しかったり




　　　　　　　　　　　　　　　それのどの表情も際立っていて
　　　　　　　　　　　　　　　だから・・この季節が待ち遠しい

秋へと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　心変わりの激しい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋の空・・




　　　　　　　　　　　　　　　　　　外に出てみれば
　　　　　　　　　　　　　　　　　　冷たい風が




　　　　　　　　　　　　　　　　　　あっという間の
　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋なのかしらと




　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこここで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼岸花の咲いたと聞けば




　　　　　　　　　　　　　　　　　　この冷たさが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　心地よい




　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼岸花の冷たい赤は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋風にしか似合わない




　　　　　　　　　　　　　　　　　　花への遠い道のりは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつの間にか




　　　　　　　　　　　　　　　　　　夏からも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くに向かって行った

森の主役

　　　　　　　　　　　　　　　　　　深い緑の木々の間




　　　　　　　　　　　　　　　　　　チラチラと白い花が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　顔を覗かせて




　　　　　　　　　　　　　　　　　　気付かずに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　通り過ぎてしまいそうなほど
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひっそりと




　　　　　　　　　　　　　　　　　　気付かずにはいられないほど
　　　　　　　　　　　　　　　　　　爽やかな優しさに




　　　　　　　　　　　　　　　　　　さりげなく咲く花こそ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　心に残ると




　　　　　　　　　　　　　　　　　　自然の良さを際立たせる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　きっと・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほんとの森の主役

どうしているかな？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨戸を叩く風の音
　　　　　　　　　　　　　　　　　　屋根に飛び散る雨の音




　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分のおしゃべりを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　棚に上げて言ってしまえば




　　　　　　　　　　　　　　　　　　何も聞こえないほどのうるささ




　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな中
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと庭を見てみると
　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅葉の木が妙にすっきり・・・？？？




　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんと枝が転がって・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　台風だもの




　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんなに優しく咲いてた花たち




　　　　　　　　　　　　　　　　　　花と戯れていた可愛いハチ・・




　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうしている？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだ咲いている？