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風は野を駆け抜けて



                  野を駆け抜ける風の色は




                  野の色に染まり
                  浅い緑




                  野の真ん中に立ち
                  大きく深呼吸をすれば




                  心までもが浅い緑に染まる




                  風は雑木林の
                  小枝を揺らしながらすり抜け




                  爽やかな空気に換えていく




                  野は五月を迎える準備を終え




                  一年で一番いい季節が
                  始まろうとしている

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心に咲いた春の花



                  あっという間に
                  風の流れが変わり




                  日差しが変わり
                  影が変わる




                  足元は軽やかに・・
                  気づけば



                  春の始まりを知らせた
                  花は消えて




                  カメラに収めたまま
                  次から次へと
                  春の花に追われていく




                  見返してみれば
                  見事な笑顔の春の花




                  も一度元気を貰おうか!




                  春は暮れない
                  春は終わらない




                  心に咲いた春の花

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こんな春の日のあった!



                  もう緑が少し濃くなった頃




                  あれっ?
                  チョロッと動く何かを発見




                  すっかり保護色なこの子
                  よーく見ないと・・




                  それでもキョロキョロ
                  回りなんて気にしないほど




                  いいもの見ーつけ!で
                  動くこと動くこと




                  いくら後ろと同じ色でも
                  バレバレ!




                  可愛く写してあげるからねっ




                  なぁんんていう
                  のんびりとした春の日もあった
   
                      (「気刊 メジロファン 」井の頭特派員便り)


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華やかにフィナーレ



                  桜の季節のフィナーレ




                  ここの桜の下で足を止める




                  今年の桜にさよなら・・




                  寂しげにではなく
                  華やかにさよなら・・




                  見事な桜色と白い桜が
                  自然の光を浴び




                  また次の春に・・と




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庭にも春が



                  日陰の庭は
                  やや遅い春




                  手入れを
                  怠っている分だけ




                  花は消えずに
                  毎年ひょっこり
                  顔を出す




                  モッコウバラの黄色も
                  シャクナゲの赤も
                  いつもの春




                  紫のシーラだけが
                  どういうわけだか
                  あちこちに進出




                  急に増えた
                  ホタルブクロと縄張り争い




                  そんな小さな庭を
                  紅葉の新しい葉が
                  ゆったりと眺めている




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花の想い



                  向こうには新しい緑




                  隣には白い桜




                  濃い桜色の八重の花は




                  それぞれ好きな色を想う




                  好きな緑とやんちゃに遊び



                  白い花に優しく微笑む




                  桜色の中ではあどけなくおしゃべり




                  思いを遂げたら
                  きっと美しく風に舞うのでしょう

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風が運んでくれた白い花



                  風が心地よい季節になり




                  その風に揺れる
                  花を見ているだけで




                  それだけで
                  少しづ変わり行く季節を感じ




                  四季のあることの
                  ありがたさを感じる




                  曇り空の下で見た
                  一年前のイヌザクラ




                  二度と同じ桜を
                  見ることのできぬ寂しさも
                  また豊かさと




                  その風の気ままさに
                  身を任せる白い花に
                  こころ満たされる





                 ※地味(いい加減とも言う)に続けている
                  もうひとつのブログ「 Shiki菜々」
                  gooのトップページで紹介していただきました。
                  左のブックマークよりどうぞ。
                 
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五月の声が聞こえる



                  赤い花が
                  爽やかに見えるとき




                  それはもう五月!




                  緑は跳ねて
                  赤と遊ぶ




                  心も跳ねる・・




                  跳ねて・・
                  五月の声を聞く




                  大きく息を吸って
                  さぁ・・何?と遊ぶ


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ドレスを纏った桜の木



                  それは・・
                  遠くから見ても
                  側によって見ても




                  幾重にも重なった
                  フリルいっぱいのドレス




                  夢見る頃に憧れた
                  白いドレスの「お姫様」




                  きっと桜の花に憧れて
                  桜の花になりたくて




                  花のドレスを
                  纏ったのかしらと




                  花びらひとひら
                  ふっーと息を吹きかけて




                  かぼちゃの馬車のようには・・
                  ドレス一枚に!なんて無理ね

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鮮やかな緑色の風に



                  風は鮮やかな緑色




                  若葉は葉の先まで
                  手を伸ばし




                  大きく深呼吸を
                  しているかのよう




                  付いたばかりの花芽は
                  五月を待ち




                  透明に輝く陽は
                  惜しみなく降りそそぐ




                  今青空は緑の若葉に
                  爽やかに触れた




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