goo

ミモザの咲く頃に



                 まだ寒さの残る風も




                 明るい陽ざしを覆い隠す雲も




                 すべて忘れさせてくれるほど




                 雲のような黄色は




                 ここだけ世界を変えて




                 春・・春・・春




                 行ったり来たりの春だけど




                 ミモザの季節になれば




                 もう気持ちだけは揺るぎない春

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百花繚乱



               梅の花が咲き
               河津桜・・寒緋桜・・大寒桜
               三椏の黄色




               歩くごとに一色増えて
               花びらが揺れる




               咲く花も見る者も
               待ちに待った開花




               開きだせば
               次から次へと




               いつの間にか
               真っ白な辛夷の花も




               あっという間に春が・・




               遅い春は色にあふれて
               百花繚乱・・




               見る者も思い思いの色で
               百花繚乱・・

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

華ある季節へ



               ひとひらひとひら花弁が開くごとに




               華やかなスカーフを広げるように




               色のない世界を覆い尽くして




               長い冬はようやく終わった




               一息吹きかけても
               花びらの色はかわらずに




               青い空の色と桜色は
               もう昨日までの冬を忘れさせて




               人の心に入り込む自然の色の速さに
               安らぎを覚えたり呆れたりの春




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色が踊る



               1・2・3・・・1・2・3・・・




               赤・青・黄色・・・緑・黒・・・




               ステップ踏んで踊りながら




               声に出して色を数えながら




               銀座通りを・・
               みゆき通りを・・歩きたくなる




               春だから色踊る




               春だから色と踊りたくなる




コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街は小粋に・・・



               木々は桜色に染まり
               街は小粋にモノトーン




               春だから・・
               ちょっと色を抜いて?




               緩やかな風を感じて




               背筋伸ばして一息抜いて歩く




               ウィンドウは横目でちらり




               まっすぐ前を向いて歩く目に




               ビルの隙間の青空が鮮やかに活きて




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時は桜色



                桜色の花びらの前で
                風はやわらかな風に変わる




                白くなった光に溶けて
                木々を包み込む




                ゆらリ・・・
                気持ちが心地よく揺れる




                桜色に身を任せ
                心地よく揺れる




                やわらかな風と白い光に
                気持ちも溶けていく




                何事も無かったように
                何事も知らなかったように




                時は桜色
                夢が覚めるそのときまで




コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いた!・・いた!・・いたっ!!



                 微かに揺れる桜の花




                 その中で小刻みに震える小枝




                 いた!・・いた!・・いたっ!!




                 メジロが二羽
                 花の周りをくるりくるくる
                 めまぐるしく回っている




                 タイミングを逃し追いつけない
                 しばし眺める・・・っと!




                 シャシャシャシャシャ
                 シャッター音機関銃のごとし




                 振り返る
                 いた!・・いた!・・いたっ!!




                 恋のライバル三脚おじ様
                 敵はいいものが撮れたようだ

                 いくぞ~~♪シャッターを押す

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕陽に映えて



               迫り来る夕暮れに
               襟を立てて




               消えてゆく陽に
               石ころ蹴りながら




               文句のひとつも言いたい
               そんな気分になりはじめ




               下を向いて歩く足元に
               クリスマスローズが白く輝いて




               一番最初に
               夕陽とさよならするのに




               一足先に翳り始めた
               木々の足元を背景に映えて




               きっとまた明日・・
               また美しい朝を迎えるのだろう

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿も・・今



               二分咲きの桜で遊ぶ
               メジロが行ったりき来たり




               どこへ?




               今ようやく見頃になった
               椿の花へと




               両手ならぬ両翼?に花
               声高らかにあちらとこちら




               じっと我慢の日々だったもの
               このくらいの贅沢はいいよねと




               私も同じ・・と
               椿の花にカメラを向ける




               少し遅れてきた春が嬉しい

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜の木の下で



                ふふふ・・・へへへ・・・わっはっは・・・




                河津桜の下に変なおばさんが!
                  (ちょっと年をサバ読み・・おばさんね)




                咲いた咲いた桜が咲いたと笑が止まらぬ




                お隣にもお一方・・おじ様が!
                  (こちらも公平にお年は一割引ほど・・おじ様ね)




                少し長閑で少し必死な春の恋




                お相手は桜の花か・・花を食するメジロ氏か




                実らぬ恋と知りながらお二人
                どこか幸せ色漂う老いらくの恋




                ライバルと思いつつ
                どこか共感を覚える桜(メジロ?)撮り

コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前ページ