四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
10月のバラ

10月のバラ・・

赤みを帯びた葉に風に傷んだ花びら

それでいてなお美しさをたたえ

若い日の少し青臭いプライドなどは消えて

深い色の重なりは近寄りがたさもあるようで

さすがにバラの花・・

四季の移り変わりに合わせ

バラもまた季節の顔を見せる・・秋の始まり
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西洋スイレン・・夢の花

温室育ちの姫様がもう一種

御色もポーズも一味違う西洋スイレン

こんなスイレンを庭に咲かせたかったと

同行の友人が横で騒いでいる

あ~私だって咲かせたい!

とはいえ池なんぞがない・・が

スイレンは水の中でも植木鉢
臭くなるのよ・・と友人の一言

手間のかかるものは私には無理と・・
簡単に夢は夢と諦めた
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美しいものには棘がある!

山椒の枝を切り始末をしていたら・・いたっ!

どうせ痛いなら美しく面白いほうがいい

温室育ちの姫達・・サボテンを見ていたら

痛くてもこれなら許そう・・な気分

整列っ・・な棘はどこかの軍隊並みの整列っぷり

こうした整列なら・・これも全然許せる

よーく見ると・・棘の根元の不思議さ面白さも凄い

棘は葉か茎かなんて調べていた先輩がいたっけ・・

で・・・答えは何だったか・・覚えてはいない
サボテンはどの角度から見ても魅力的!?!
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心の片隅に咲く花

公園の雑木林の湿地帯

そこに広がる秋海棠

派手さはないけど心に染みいる花

大きな緑の葉の中で遊ぶ姿は

掌の美しい素朴な石のようで

騒ぎ立てるほどの花でもなく

忘れそうでいて・・ふと思い出す・・

小さな初恋のような花
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緩やかに時は進む

夏の終わりなのか秋の始まりなのか・・

アザミの花が愛嬌をふりまき

爽やかな華やかさが

飛び交う小さな生き物が嬉しそうにも見え

カマキリの卵?までもが

生れ来る子たちの初めての出会いが

美しいもの・・アザミとは

いいねと口元がゆるむ

美しいものの中では時は緩やかに進む
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花は秋・・

花は秋

秋の七草フジバカマ

蝶は大喜びしているけれど

実りの秋の豊かさまで思いが至らない

素直にこの暑さも受け止めきれずに

どれほど秋の花が頑張っても

心が秋を拒否

爽やかな秋風が通り過ぎてこその秋だもの・・・
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紫の輝き

木の実は秋と決め込んでいるけど・・

出会いはいつも強い日差しの中

そんな紫の実・・紫式部

不思議なもので毎年の出会いが違う場所

その度ごとに違う表情を見せ

なるほど名前負けなどせぬものだと羨む

来年はどの場所でと思って気づく

いつのまにか根づいた我が家の庭の紫式部

思い出さずにいたことへ少しの後ろめたさを・・
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また赤い実の季節に・・
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